H体験?談 過去ログ(M-416)
だいしさんの体験?談 (近森くんのこと)


近森くんのこと

  • by だいし at 7月15日(月)00時30分
  • Number:0715003049 Length:1152 bytes

大学時代、同じゼミのメンバーの中に近森(仮名)って奴がいた。

近森は地味なタイプで、派手な奴が多かったうちのゼミでは目立たない奴だった。
あまり無駄なことはしゃべらないし、他のゼミ生とは距離をとっている感じもした。

地味なのは性格や振舞いだけじゃなくて、
服装もそうだった。
中学生が親に買ってもらったみたいな、少しオーバーサイズのTシャツに綿パンみたいな感じで。

男子の皆は(ノリの良くない奴だな)みたいな感じで特に気に留めなかったし、
女子の眼中にも、もちろん奴は入りやしなかった。
近森自身も目立たないことを望んでいたんだと思う。

だけど俺はずっと奴のことが気になっていた。
というのも、近森はよく見るといい体つきをしていたからだ。
ぶかぶかのTシャツのせいか、全体の印象はひょろっとしていたのだけど、
特に胸筋がよく盛り上がっているのが俺の目にはよく分かった。

身なりを構わないタイプだから気付かれないが、
顔だって悪くないと思った。

だから俺は近森に少しずつ話し掛けるようにし、
それとなく仲良くなろうとした。
話し掛ければ、奴は割とよく話し、奴と俺は友人と云っていい仲になった。

というか、近森にとって、俺はゼミの中で唯一の友人だったろうし、
もしかしたら、大学の中でも唯一の友人だったかもしれない。
奴が俺以外の大学生と歩いているのを見たことはなかった。


近森くんのこと2

  • by だいし at 7月15日(月)00時33分
  • Number:0715003348 Length:1083 bytes

うちの学部では大学3年からゼミでの授業が始まるのだけど、
それから1年以上たった秋のことだ。
近森はいまだ俺とぐらいしかまともに会話しなかった。
それが俺は少し嬉しかったのだけど。

まだ少し夏の暑さが残っていたが、大学生活も残りわずかの時期で、
ゼミの皆もほとんどが就職・進学が決まり、
あとは卒論を仕上げるだけという状況で、
ゼミの空気もすっかり緩みきっていた。

6限目のゼミ終わり、大学のパソコンで卒論に取り組んでから帰ろうと思い、校舎の中を歩いていると、
トイレに入っていく近森の姿が見えた。

もう大学事務室も閉まっている時間帯で、校舎の中は静まり返っていた。
俺はトイレに入っていった。

「おっ、近森じゃん」
と、今気付いたみたいにわざとらしく声をかけると、
近森はへらっと顔を崩して笑った。
それが可愛かった。

「近森も卒論?」
「いや、事務室に用かあったんだけど、もう閉まっちゃっていて…」
俺は近森に並んで小便をした。
近森のチンコは見たかったけど、残念ながら見えなかったし、
仲が良いとは云え、さすがに覗くのは躊躇した。

だけど、俺は(これが最後の機会になるかもな)と思って、正直じりじりした気持でいた。
俺は近森をなんとかしたいと思っていた。

だから、やるしかないなって思ったんだ。


近森くんのこと3

  • by だいし at 7月15日(月)00時35分
  • Number:0715003529 Length:2256 bytes

近森が手洗い場に向かうと、
俺は後から奴に付いていった。
(出来るだけノンケのりっぽくなるように…)って祈りながら、
手洗い場の前で俺は後ろから近森を羽交い締めにして、脇腹をくすぐった。

近森は「止めろよー」って云いながら、割と楽しそうにしてるから、
「おお、近森筋肉すげー!」って、今度は体をべたべた触ったりした。
実際凄かった。
なんかふかふかで弾力があって、近森がじたばたする度に、胸筋がかたくなった。
「ちょっと見せてみろよ!」
俺は近森のTシャツに手をかけると、無理矢理胸の上あたりまで捲ってみせた。
「何これ!すげーマッチョじゃん!」
手洗い場の鏡に映った近森の体は、予想以上に筋肉質だった。
筋肉の上に少しだけ肉が乗っている感じで、やっぱり胸筋が特に発達していた。
まんまるに膨らんだその胸を見て、
正直俺はもう正気を失いそうだった。


「ちょ…恥ずかしいよ…」って消え入りそうな声で云いながら、耳まで赤くする近森があまりに可愛くて、
「いいじゃんか…」って俺まで小声になっちゃったりして。
「いーじゃん、触らせろよ。なんだよこれ、ほとんどおっぱいじゃん」
後ろから奴の胸を鷲掴みにしてもみしだくと、
近森の顔はますます赤くなって、若干、緊張したみたいに体か震えてるのが分かった。
俺は顔を上げると、そんな二人の姿が鏡に映っているのが見えた。
(えろすぎだろ……)
そしてもう俺の理性はどっかに吹っ飛んでしまった。
「近森…ごめん…」と云いながら、近森を個室の方にまで引きずり、壁に押しつけると、俺は近森の乳首に口をつけて、その筋肉の弾力を感じながら愛撫した。
近森は抵抗しなかった。
少し震えていて、少し吐息を漏らしていた。
俺はもう近森がどう思うのかなんて考えられなくて、正直もう自分のチンコがはち切れそうに大きくなってジーンズの中が苦しくて仕方がなかった。
もんだり抱き締めたりしながら、奴の胸を愛撫していると、そのうち近森は少し「あっ…」と感じているような声を出すようになり、
俺は我慢出来なくなって、ジーンズをずり下げ、チンコを出して、自分で抜きながら必死で近森の体に顔を埋めた。
(もう近森との関係も終わりになっちゃうな)なんて、頭の片隅で考えながら。
そう考えながら、だけど俺の興奮はとどまることなく、チンコは今にもいってしまいそうにギンギンになって、だらだらと我慢汁が溢れてきていた。

「だめだ…、近森…ごめん、いく……!」
そう云うと、俺は近森の足元に白くて水っぽい精液を大量に放出した。
今までに感じたことのないぐらいの快感で、俺のチンコはいつまでも(びくん!びくん!)と痙攣していた。
そのまま地べたにへたりこんで、
俺はこれからどうなるんだろうと思っていた。


近森くんのこと4

  • by だいし at 7月15日(月)00時56分
  • Number:0715003756 Length:1828 bytes

すぐに逃げ出すだろうと思っていた近森は、意外にもその場から動きださず、じっとしていた。
射精後の放心で、完全にタイミングを逃した俺は、チンコを出したまま顔を上げられずに固まっていた。

先に動きだしたのは近森だった。
奴が洋式トイレの便座に座り、ベルトを外す(カチャカチャ)という音が聞こえた。

「大志くん…」
呼ばれて、顔を上げると、ギンギンに勃起した近森のチンコが目の前にあった。近森は自分で自分のチンコを抜き始めた。

「僕のも、見て…」
相変わらず消え入りそうな声だったけど、
自分で抜いているその手の動きはすごく激しくて、
黒くてでかいチンコと合わさって、普段の近森じゃないみたいだった。
捲れあがったTシャツの下で、盛り上がったおっぱいが上下して、
白い体が全体的に赤みを帯びていた。

興奮が高まってきたのか、近森はズボンを足元までずり下げ、膝を大きく開くと、先程よりもさらに激しく手を上下にピストンさせ、
今にもいきそうな真っ赤な顔をしながら俺を見つめていた。
それを見る俺もまたチンコがギンギンに勃起して、
近森が欲しくて欲しくて仕方がなかった。
俺は思い切って近森のチンコに顔を近付け、そのまま口に含んだ。
(でけぇ……)
近森は驚いたように体を大きく(びくんっ!)と震わせると、
しかしすぐに快感に身を委ね、「あ、あっ、あっ……」とあえぎ始めた。

「すげぇうまいよ……近森」
「いっちゃうよ…」
近森の声に、興奮した俺は激しく顔を動かし、力強くチンコを吸い上げた。
「あっ……だめ…いくっ!」
その瞬間、口の中に青臭くどろっとしたものが流れ込んできたと同時に、
俺のチンコも二度目の精を放った。
今度は二人で放心していた。
二人してなかなか顔が上げられなかった。


どちらともなく動きだすと、二人で個室に飛び散った二人の精液を掃除した。
掃除もそこそこに個室を出ると、
二人で手を洗って、トイレを出た。
ずっと無言だった。

トイレを出るとき、近森はそっと俺の背を押した。
そして少しすると、普段みたいに普通の話をし始めた。
何もなかったみたいだったけど、
俺の喉は、近森の精液でいがいがしていた。

その日はそのまま近森と別れ、別々の方向へ帰った。


近森くんのこと5

  • by だいし at 7月22日(月)11時24分
  • Number:0722112427 Length:2243 bytes

近森とはその後、あまり会う機会なく卒業した。
卒業間際のことで、お互いに大学に来ること自体少なかったし、
ゼミで顔を合わせたときも、なんとなく距離を保ちながら、でもいつもと変わらないふうに会話するだけだった。

大学を卒業してからは、近森には一度だけ会ったことがある。
卒業して1年弱ぐらいの時期だ。
仕事帰り、街中でたまたま顔をあわせて、そのまま飲みに行くことになったんだ。
大学のトイレでの出来事が二人の会話にのぼったのは、その時が初めてだった。


大学から割合近い場所でお互いに就職していたのに、会ったのはそれが初めてだったのだけど、
近森は私服がださかったせいか、スーツ姿がすごく格好良く見えたし、
大学の頃と比べて、性格も明るくなったようだった。反対に、その頃の俺は、色々あって会社を辞めることになっていたから、あまり気分が晴れなくて、暗かった。
会話していても、なんか大学時代と近森との関係が逆転したみたいな感じがした。
近森はとても饒舌だった。


近森がトイレでのことを切り出したのは、居酒屋からの帰り道でのことだった。

「覚えてる?」
と近森が唐突に聞いてきたとき、
俺は(あーとうとう切り出しやがった)と酔った頭で考えていた。
だけど正直、俺はその話はしたくなかった。
ずっと悪いことをした気がしていたし、
その頃は会社を辞めることで頭がいっぱいで、それ以上罪悪感を膨らませるような話をしたくなかった。
だから違う話にもっていこうと思って、俺は別の話をすることにしたんだ。

「俺さあ、会社辞めるんだ」
そう云うと、近森は少しだけ驚いたようだった。
「そう。なんか、元気無いなとは思ってたけど」
「情けないだろ?」

「俺、自分でも何してんのかなあって思うよ。大学の4年間ってなんだったんだろって。何にもならなかったなあって。たった1年で辞めることになるなんて…」

「……別に、そんなに自分を責める必要ないよ。大学時代が何にもならなかったのは、僕も同じだから」
近森を少し区切り、そして続けて云った。
「それに、僕は大学の時に、大志くんにあんなふうに話し掛けてもらわなかったら、今の自分はなかったと思ってるよ。僕がああやって他人に受け入れてもらえるなんて、それまでの自分は知らなかったから。童貞だったし」
近森は笑って、
「だから、少なくとも僕にとっては、大志くんの大学4年間は、意味なくはないよ」

近森がそんなことを話している間、俺はずっと驚いていた。
奴がそんなふうに思っているなんて、知らなかったから。
だから、近森が突然「僕、トイレに行きたいんだけど…、大志くんは?」と尋ねてきたとき、うまく返事が出来なかった。

それから二人で近場のトイレを探した。


近森くんのこと6

  • by だいし at 7月23日(火)03時14分
  • Number:0722112748 Length:2537 bytes

近くの公園のトイレに着くと、二人で小便器の前に立った。
俺は夢の中にいるような感覚だった。

あの時と同じように、先に便器を離れたのは近森で、俺はその後を追い掛けた。
近森は手洗い場には向かわず、そのまま障害者用の個室に入っていった。
俺が個室の鍵を閉める頃には、近森はスラックスを足元まで下ろして、便器に座り、自分のチンコを握り締めていた。
あの時と同じような感じなんだけど、立場はすっかり逆転したような感覚だった。

「大志くん……、あの時みたいに、見て……」
近森の手が激しくチンコを抜き始めると、
俺は近森の上着とワイシャツのボタンを外しにかかり、
近森の体をあらわにした。
近森の体は相変わらずえろくて、肉が少しついた気がした。
ワイシャツの下に着ていた白のタンクトップを捲ると、ぷっくりと膨らんだ胸筋が上下していた。
俺は自分のチンコをスーツの上から揉んみながら、その胸にむしゃぶりついた。相変わらず白くて、興奮のせいか少し赤みを帯びた体だった。
近森は眉根を寄せながら切なそうな顔をして俺のことを見ていた。

俺も我慢出来なくなって、ベルトを外してパンツごとスラックスを下ろすと、
近森はチンコを抜く手を止め、立ち上がると、俺を個室の壁に押しつけた。
そしてそのままひざまずくと、俺のチンコをくわえた。
チンコはギンギンに勃起して真上を向いていた。
それを上から下に口を落下させるみたいにフェラチオすると、唾液の(じゅ、じゅ、じゅ)という音がトイレに響き渡った。
もう人がくるかもなんて考えられなくて、
俺は押し殺すような声で喘いでいた。
真っ赤な顔で必死にくわえる近森を上から見下ろすのがたまんなくて、いきたくてしかたがなかった。

「美味しいよ……大志くん
でかくて、赤黒くて…
少し臭いもする…」

「だめだ…、いっちゃう…」
「僕もいきそうだよ…」
近森はそう云うと自分のチンコをさらに激しく抜き始めた。
「あ、あ、ああっ!」
俺は近森の口の中に射精した。
もうずっと精液止まらないんじゃないかってくらい気持良くて、足ががくがくして、そのままその場にへたりこんだ。
近森が放った精液がそこらじゅうに飛び散っていることなんて、もう気にすることが出来なかった。


それから俺はずっと放心していた。
近森が、もう一度こんなふうに出来たことが嬉しかったこと、あの時も初めて人に受け入れてもらえて嬉しかったことをポツポツと、
あの頃みたいな消え入りそうな小さな声で話す声が聞こえて、少し泣きそうになった。

その日は二人では帰らなかった。
二人で精液を掃除すると、近森に先に帰ってもらった。
あのまま一緒にいたら、本当に泣きそうだったから。
近森にはずっと悪いことをした気がしていたというか、
近森を襲ったことが、俺の大学時代の中でも一番の悪事だと思っていた。
だから近森が受け入れてくれていたなんて、思ってもいなかった。

俺は近森が出て、少しすると駅へ向かい、近森の精液でしみになったスーツを着て帰った。

それからは近森には会っていない。
メールのやりとりはするんだけど。