8か月の短かった初恋 1
- by リョウタ! at 9月8日(火)22時27分
- Number:0908222708 Length:1974 bytes
どうも、リョウタと申します^^
今回初投稿です
今俺は中3で、中2のころの話です
※Hな場面はありませんm(_ _;)mスミマセン
中学2年生の秋、俺はまだ女の子が好きでした。
でも好きな子は特におらず、ノンケよりのバイってところです。
そんなある日の体育で柔道の授業がありました。
(体育は3組と4組と合同で、僕は4組です)
そしていつも通り授業を受けて休み時間に入りました。
俺は友達と話をしようとすると、その友達の隣にあまりよく知らない3組のキョウって人がいました。
彼は体が小さくて(155cmくらい?)とても細いし、
髪も長めで顔も女の子のような子です。
みんなはあまり彼が可愛いとは思ってないようですが・・・
最初は俺もあまり気にしてはいませんでした。
それで、その時初めて話しました。
彼は非常に大人しい性格で、俺と話すのが初めてだったし、
おまけに俺は背も高く目つきが鋭いらしいので俺が恐かったらしく敬語で話してました。
まぁそれはしばらく話してたらしなくなったんですがね(笑)
少し授業のグチを話してたら、横からキョウの友達がキョウをくすぐりはじめて、
キョウがくすぐったくて仰向けに倒れ込んだところでその友達は離れていったので
俺が「大丈夫か?」と声をかけ顔を覗き込むと
彼の涙で潤んだ瞳と俺の目が合いました。
その時俺はなんだかすごく胸が熱くなるのを感じました。
今まで感じたことのない胸の奥がきゅうと締まるような感覚。苦しいけどどこか心地よい。
そんな感覚がありました。
最初はなんなのかよくわかりませんでした。
それから俺はよくキョウと話すようになり、
一緒に遊ぶようにもなりました。
だんだんと仲が良くなっていって週3で遊ぶようになるほどに。
そしてその度に胸が高鳴って暖かくなるのを感じました。
隣のクラスだけどヒマがあれば話していたので他の友達から
「キョウのこと好きなのか〜?」と冗談まじりに聞かれました。
それで分かりました、(そっか…俺はキョウのことが好きなんだな…)
不思議と男が好きっていう事実に違和感がありませんでした。
それどころか俺の初恋はキョウなんだってことがすごく嬉しかったです。
そして2月14日のバレンタイン
俺は彼のことが好きなんだと改めて実感することになりました…
とりあえずここで切ります
乱文で失礼しました 汗
そして読んでくださりありがとうございました^^
8か月の短かった初恋 2
- by リョウタ! at 9月8日(火)23時24分
- Number:0908232455 Length:3166 bytes
どうも、投稿2回目です
※Hな場面はございません
あれから俺はキョウと話す度に妙に緊張するようになりました。
極端に分かりやすい反応はしませんが(笑)
それでも彼と過ごす楽しい毎日は変わりませんでした。
授業中彼のことばかり考えて集中できず先生に怒られたり、
一緒に話してる時に見せる彼の笑顔を見て幸せな気持ちになる毎日。
そんな毎日が続く中、雪が積もり冬がきました。
そして2月14日のバレンタイン。
今年のバレンタインは土曜日だったので学校では13日にチョコの受け渡しが行われてました。
今年は残念なことに俺は1個ももらえませんでした 汗
別に嫌われてるわけじゃないんですが…義理でもいいから欲しかったなぁ(笑)
そして当時は期末テスト期間で、
教室で社会のテスト対策勉強をしていたら教室にキョウが入ってきました。
この授業は希望者が教科ごとに分かれて他クラスの人と勉強する授業なんです。
それでキョウは俺の前の席に座り、授業が始まりました。
それから30分後、授業が終わり解散になった後彼に聞きました。
「なぁ、お前チョコいくつもらった?」
「1つも貰ってないよ(苦笑)」
そっか、俺もなんだ(笑)とお互い笑って、その日は一緒に帰りました。
その次の日、俺は彼が甘いもの好きだったのを思い出して
カルピスとアーモンドチョコを買って持って行きました。
それから彼と午後1時から6時まで遊びました。
冬なので外はもう真っ暗。
そろそろ帰ろうと荷物をまとめると、アーモンドチョコのことを忘れていました。
まったく手をつけてなかったので
「ゴメン、これ出すの忘れてたからあげるよ」と言うと
嬉しそうにそれを受け取り
「これバレンタインチョコ?じゃ〜友チョコならぬホモチョコだねw」と笑う彼。
ああ、そういえば今日はバレンタインだったな…と思いました。
そして照れくさそうに笑う彼がすごく綺麗で、愛しくなりました。
ふと外を見ると雪が静かに降ってました。
それを見た彼は「あ!雪かきしないと!」と言って
ジャンパーを着て小学2年生になる妹と準備をしてました。
少しでもキョウと一緒にいたい、彼のためになることがしたいと、
「そっか、じゃあ手伝うよ」と言いました。
「いやぁ、悪いからいいよ」
「いいっていいって、これぐらいだったら楽に終わりそうだし」
「そう?わかった」と言って彼の手伝いをすることに。
そりゃ好きな人と一緒にいられるなら雪かきくらいなんでもないでしょうw
それに二の腕ですら掴んだら指が周ってしまうほど細いキョウに雪かきは大変だろうから
少しでも楽をさせてあげたかったんです。
それから数十分後、彼のアパートの前はキレイさっぱり雪がなくなりました。
そしてキョウのお母さんが帰ってきて、俺が手伝ったことをキョウが言うと
「ありがとうね」と俺に言いました。
(いえいえ、こちらこそキョウをこの世に生んでくださりありがとうございます。)
ただ、今になって考えたら俺はキョウに
「ありがとう」と「ゴメン」を言ってもらったことが一度もありません。
それで俺は用が済んだし帰ろうとしたらキョウがなぜかついてきます。
「どうした?家に戻らないのか?」と聞くと
「すぐそこのコンビニまで見送る」
きっとキョウは「ありがとう」って言葉を行動で示すやつなんだな〜と思いました。
照れ屋なのかと思うとなんだかニヤけてきました。
それでコンビニの近くに来たので
「もうこの辺でいいから帰りな、風邪ひくぞ?」と言って家に帰しました。
短い道中とはいえ、暗い道を帰らせると思うとすごく心配になってくる。
なので家に帰ると彼と一緒にやってるネットゲームで彼と会い一安心。
なんて過保護な俺。
彼を恋愛対象であると同時に弟みたいに見ていたのかもしれませんね。
またまた長文&乱文失礼しましたm(_ _;)m
そして読んでくださりありがとうございました^^
8か月の短かった初恋 3
- by リョウタ! at 9月9日(水)00時20分
- Number:0909002005 Length:2616 bytes
※Hな場面はありません
バレンタインからしばらく、部活が忙しかったり
他の友達と遊びに行ったりしてたけど
まめにキョウと遊んでる日々が続いてました。
そんな雪が解け始めたある日、俺は家でキョウのことを考えていたら一つ決心しました。
「キョウに告白してみよう…」
そんなことしたらもう友達ではいられないかも知れない
けどこのままの関係は俺にとっては正直辛い。
せめて気持ちを知ってもらうだけでよかった。
だから告白してみることにしました。
しかし直接会うのに怖気づいた俺はPCのメールで
「今までお前のことが好きだった」と簡単な文章を送りました。
それから数日経ちましたが未だに返信は来ず、
学校で会ってもまるで何事もなかったかのように話せました。
だけどその中で彼は
「そういやリョウタ俺のことが好きとかメール送ってきたよね〜」
「あ、うん…」
「アレさっぱり意味がわかんないんだけどw」
「え……」
「あ、それでさ〜…」と何事もないように話す彼。
一体彼はどんな風に考えているのか?
ただの冗談だと思っているのか、
それとも俺とはただの友達でいたいだけなのか・・・
それは未だにわかりません。
それから春真っ盛りの5月
母校の小学校の運動会をキョウとたくさんの友達とで見に行きました。
別の学校に行った懐かしい面々と話が弾んで競技はあまり見てませんでしたw
そして昼休み、俺が昔の担任の先生を探してると
キョウが俺のところに走って来て軽く体当たり(?)をしてきました。
(ちょっかいのつもりか)と思い、俺が後ろをとって抱きついたら
案の定嫌がって腕を引っ掻いてきました。
ちなみに引っ掻いてくるのは痛いですが、
俺がちょっかいをかけるとよくしてくるので慣れてます。
すると彼は「やめろ〜!はなせ〜!」ともがきますが力で俺に敵うはずもなく。
「ゴメンって言ったら放してやる」と意地悪を言うと
「誰が言うか!」と言い放つと
ポケットから尖ったプラスチック片で俺の腕を斬りまくってきました。
「っ…い…!!」
思った以上に痛かったので俺が手を放すと同時に俺を突き飛ばしました。
俺は自分の手を見ると深い傷が複数できていて、だいぶ血が出ていました。
(今でも傷は残ってます。かなり深かったんだなと思います)
するとキョウは俺を睨みつけて
「お前が悪いんだ!お前が早く放さないから…!!」
そう言うと走って他の友達のとこに行きました。
さすがに反省しました、ちょっとヒドいことしたかなって。
それから数分後に彼は何事もなかったかのように話しかけてきました。
そこで少しはいたわってほしいな〜という気持ちで
「さっきので血がでちゃったさ」とキョウに言ったら
「ふん、ざまぁみろ」となぜか誇らしげ。
今までいくら引っ掻かれてもワガママ言われても
針で刺されても文句を言わなかった僕ですが
この時はさすがにイラっときました。
そして好きな人にこんな感情を抱いた自分に嫌悪。
彼にも良いところがある、ホントは優しくていい奴なんだって信じてるから。
その日、なんだか俺達の間に亀裂が入ったような気がした。
またまた長文&乱文失礼しました><;
最後に読んでくださりありがとうございました^^