Yの事
- by K at 11月14日(月)03時17分
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<序幕>
もう10年になるかな・・
何故か最近、Yの事を思い出すことが多いな・・
今から10年前だから、大学を卒業して半年程たった頃の話です。
当時、俺は22歳。就職先はスポーツクラブだ。希望していた訳ではないが、まぁ給料もそこそこで悪くわなかった。
その頃の俺は、ゲイとか関係なく、彼女も居た。
ただ、彼女は、俺が一番望んでいた教職の道へ進み、何が原因だったのか溝が深まり、結局別れる事になった。
女の居ない淋しさから仕事に没頭していたが、やはり性欲は満たされず、夜な夜なPCを立ち上げてはエロサイトのお世話になりながら、一人で果てる毎日だった。
ある夜、エロサイトを閲覧中にゲイサイトの入り口を見つけてしまい、ついつい興味本位で覗いてしまった。これがきっかけと言えばそうなんだろうな!
(続く)
Yの事(2)
- by K at 11月15日(火)02時32分
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初めて見る「ゲイサイト」に興奮を覚えたのは事実だが、自分をゲイと認識はしたくなかった。
その当時のPCネットワークなど、今とは比べものに為らない程だったが、その頃はそれが当たり前というか、画期的な存在だったんだと思う。
何時しか俺は、チャットにはまり、暇があれば見知らぬ奴と、たわいのない会話に明け暮れた。
また、チャットの相手は女から男に代わり、それがまた楽しくもあった。
女の様に飾りたてた言葉選びや、気を引く言動に気を使う事がなく、素の言葉で楽しめたんだ。
正直、安心感を与えてくれたのも男性だったなぁ。
チャットにもいろいろあり、ただ会話を楽しむ者、エロ目的とする者、リアル思考の者、まるで初級→中級→上級と段階があるように・・
また、性の欲望も次第に段階を上げようとする。
しかし、この期に及んでも俺は「ゲイ」ではない!と頭に言い聞かせ、リアルの際も「俺はゲイの奴らを利用してるだけだ」と思っていた。だからキスも否定し相手のモノを触る事など有り得なかった。(俺って最低な奴だよね・・)
そんなある日、チャットで「今から会える奴希望!」と書かれた部屋に飛び込んだ。相手はYだった。
(続く)
Yの事(3)
- by K at 11月16日(水)09時40分
- Number:1116093901 Length:1170 bytes
やっとYが登場だあ!
最初の話などどうでもいい事なのだが、Yとどうやって知り合ったかを思い出す内に余計な事を書いてしまった(申し訳ない)
Yのチャットの部屋に飛び込んだ俺は、すぐに意気投合した。互いに運動をやっていた事や、ガタイ自慢など、話は尽きなかった。
Y;「今から会えるんやろ?」
俺;「何処に住んでるの?」
Y;「▲▲市」
隣の市だ。車を飛ばしても30分はかかる・・
だが、そんな事はどうでもよかった。俺は何となくYに会ってみたかった。
Y;「□□インターから南へ・・・」
Yの説明を必死にメモった。
Y;「メアド交換する?」
本来、その時点でアウトなはずが、何故か拒否らずOKしてしまった。
車を飛ばし、待ち合わせ場所に急いだ。国道沿いの牛丼屋の前だったが、辺りは静まり返ったていた。もうすでに夜の11時を過ぎていた。その時、メールがきた。Yからだ。『ゴメン!あと5分で着くから』そして直ぐに俺の車の前にセダンタイプの車が一台停まった。
運転席から降り、俺の車へと近づいてくる・・・俺も車から降りた。
Y;「K君かな?」
俺;「はい。Yさん」
初めて見るYの印象は『デカ!』って感じだ。俺のガタイを一回り大きくした位だろうか?短髪黒髪を立たせ、爽快感の漂う好印象だった。
Y;「場所変えようか?ついて来てな」笑顔でそう言うと、車を走らせた。俺はその後について行った。
(続く)
Yの事(4)
- by K at 11月18日(金)00時44分
- Number:1118004330 Length:1887 bytes
ここから少しエロくなります。
改めて俺とYのスペックを紹介します。あくまでも当時ですから・・
俺は179×67×23でした。いまでもガタイは変わりないっすよ!Y君は182×75×25だったと思う・・似たガタイでしたが、一回り大きく、当時までラグビー一筋の人でした。
俺は水泳一筋で現役イントラです。今もね!
とりあえず場所を変え移動した先は、車を5分位走らせた空き地だった。
車を横列びに付け、Yは車内から手招きしていた。俺はYの車の助手席に座った。
「はい!」Yは缶コーヒーをくれた。
Y;「遠いのにゴメンね」とYは優しく語りかけてくれた。そこからは、お互いの事を語り合っていた。俺は女と別れとからの事や、少しづつゲイの世界に興味を持った事を話た。
Y;「じゃあ完全なゲイじゃないね!大丈夫だよ、直ぐに基の世界に戻れるよ!」何故か確信したように俺に言い聞かせてくれた。
会話が途切れた瞬間、Yは俺の股間に手を滑らせ、ジーンズの上から優しく揉み始めた。片手は股間を揉みながら、Yの顔が段々と近づいてきた!
俺とYの唇が重なり合う瞬間、俺は顔を背けてしまった。
Y;「…キスは嫌かな?」
俺;「男とキスした事ないから…」
Y;「無理しなくていいよ」
Yは俺の股間を揉んでる手で今度はベルトを外しにかかった。
Y;「後ろに行こうか」
そういいながら、Yは後部席に移動した。俺も席を移り、改めてYの顔を見た。『優しい目だなあ』俺は思った。お互い見つめ合いが続く中、俺は目を閉じた。Yを受け入れようとしたんだ。
(今思うと、俺はYに一目惚れしてたんだと思う)
目を閉じた俺にYは唇を重ねてきた!男ファーストキス…軽いキスが徐々に舌を絡ませ、濃度を増していた。キスの間も片手の愛撫は止まらず、いつの間にかジーンズは膝まで下りていた。
Y君もジーンズを脱ぎ、下半身はボクサーのみとなっていた。俺のチンポはボクサー内ではち切れる程ビン起っていた。Yは俺の上にまたがり、互いのボクサーを内部から押し当てるように擦りつけ、濃厚なキスを続けた。俺は今まで味わった事のない快感と同時に幸福を感じていた。Yは俺のシャツを脱がせた。俺も嫌がり事なく、応じる…
Y;「いい身体だね」Yはそう言いながら両手で俺の胸を揉み始めた。
(続く)
Yの事(5)
- by K at 11月27日(日)05時54分
- Number:1127055444 Length:828 bytes
狭い車内での行為…俺達の体温は上昇し、ガラスが曇る。視界が遮られる事で、別空間に居るように感じられた。
Yの愛撫は続く…
俺をシートに倒すと、胸に顔を埋めてきた。髭がチクチクと当たり変な感じだった。乳首が感じる事を初めて知った。
Y;「気持ちいい?」
優しい問いかけに、ただ頷いた。Yの手は下へと移り、ボクサーの上から扱く…
Y;「K君の見せて」
ボクサーを脱がせた。俺のチンポは窮屈さから開放され、元気よく飛びだし、真上に起った。(よくエロ漫画の表現に『ビーーン!』とある、まさにアレだ)
Y;「いい形だね!ちゃんと剥けてるし!」とチンポを握る手が長さ、太さを確信してかの様に思えた。
俺;「俺だけ真っ裸は恥ずいっすよ!」マジで恥ずかしい思いがして…
Y;「いいよ!ほら?」
Yは俺の顔近くに腰を突き出し笑った。Yのチンポもボクサー内で上向きに収納されているのは見てわかる。俺はボクサーに手をかけ、一気にずらした。『!!!』
<続く>