H体験?談 過去ログ(M-621)
しゅさんの体験?談 (ずっとノンケだと思ってた友達と...)


ずっとノンケだと思ってた友達と...

  • by しゅ at 12月5日(木)18時09分
  • Number:1205180938 Length:13877 bytes

俺の名前は時也、171/55の細身で居酒屋でバイトをしながら大学生をしてる。
最近割とエロいことがあったのでみんなに共有したい。

俺の友達に結構イケメンなやつがいるんだけど、そうだな見た目が竹内涼真に似てるから涼真って呼ぼう。サークルの飲み会で俺から絡んで仲良くなったやつだ。かっこいいけどどちらかというと素朴系で、セックスしたいと言うよりは付き合いたい、遊びたいと言うよりは結婚したい、と女の子に評されるタイプ。まあ竹内涼真で想像して貰っていい。
で、その涼真なんだけど、この前俺んちから近いとこで終電逃して(なんでもTinderで連絡取って相手の家にヤりに行った女が写真とはまるで違うブスだったらしい。Tinder初心者丸出しだけどこいつにTinder教えたのは俺だから責任は取るしかない)俺ん家に泊まることになった。今回するのはそんときの話。

「お前Tinderでいきなり相手の家行くとかアホだろ」
宿代代わりに買わせたストカンを開けながら俺は言った。
「仕方ないだろ、すげー溜まってたんだもん」
「だもんじゃねぇよ」
涼真はちょっとアホだ。性欲は強めなのにピュアというか、うん、アホだ。そんな所が可愛いんだけど、だからこそ性の安売りはして欲しくない。
「あいみょんだと思ったらオカリナだった」
「そうか、オカリナは辛いな」
あいみょんで勃つお前もなかなかだけどな、と言うと涼真はあはとアホな笑い方をして酒をぐびぐび飲んだ。
首筋に筋肉が浮かんで、思わず柔らかなニットに隠された下の身体を想像してしまう。
(『ふつう』の友達なのにいけないだろ...)
誤魔化すように俺もグビグビと酒を飲んだ。
「そんな飲んだら潰れるぞ」
「お前こそめっちゃ飲んでるじゃん、潰れるぞ」
「今日は酔いたい気分なんだよ」
涼真は軽く笑う。笑う度に目尻があがって、こんな愛嬌のあるやつが女に不自由してるなんて嘘みたいだった。
「俺も時也みたいなりてーな」
「俺みたいって?」
「ヤリチン」
「最低だなおい」
これはゲイの3〜4割くらいが共感してくれると思うんだけど、ゲイってことを隠してると遊び人みたいに周りに思われる。女慣れしてるし、なのに特定の彼女を作る気配はしないし、飲み慣れてるし、謎の交友関係があるし、あとたまにギャル用語使っちゃうし。俺の場合は元々バイだったから(今はほぼ男だけど)さらに誤魔化されて周りから遊び人と思われてて、特に涼真からは女遊びの先輩みたいに扱われてる。大変やっかいなことに。
「はーセックスしたい」
「彼女作らんの?」
「うーんまだ分からなくて」
「何が?」
んー、と涼真は言い淀んだ。そのまま沈黙に至る。
「......とりあえず飲みなよ」
「おー、のも」
「ゲームする?」
「なにあんの?」
「何もねーからトランプかスマホゲーしよ、負けた方がストカンショット2杯」
「流石ヤリチンだわ頭おかしい」

大体1時間したらお互いベロンベロンになった。俺は悪い癖が出てダル絡みしだす。
「なー涼真、なんで彼女作んないの?なにがわかんないの?」
「んーなんだろーなー」
涼真は俺のベッドに大の字になった。
「あー外着で寝転がるなよ、服貸してやるから」
「ありがとー 」
涼真は上のニットを脱いで、肌着のシャツも脱いで、ズボンを脱いだ。つまりパンイチになった。がっしりとした男性的なシルエットが出てきて俺は目をそらす。その後ろから涼真が抱きついてきた。
「なんだよー」
俺は満更じゃないことを隠しきれずに、満更じゃない感バリバリで前に回された涼真の腕に手を添える。
「なー、時也。時也ってバイ?」
俺はドキッとした。ただ、涼真は友達の中でも相当仲良くしてる方なのでいつかはバレると思ってたし、涼真が差別だとか偏見だとかを持つタイプじゃないとも思っていたので焦りはしなかった。
「ん、そうだよ。まーゲイみたいなもんだけど。だからそんなことしてると襲っちゃうぞ?」
軽く冗談を言うと涼真は黙った。そのまま沈黙が続く。
......まさか俺が甘く見すぎてたのか、涼真そういうの気にするタイプだったのか。俺は焦って言葉を紡ぐ
「涼...」
「俺!」
遮られる。
「俺、時也になら襲われてもいい...」
俺は驚く。
「は!?何言ってんだよ。ゲイだからって見境なく襲うと思うなよ。友達は大事にするわ」
涼真ははっとしたような顔になり、そのあと少し悲しそうな顔になった
「そっか、そうか友達だもんな...ごめん」
「え、いやこちらこそ」
しばらくの沈黙のあと、涼真は俺の身体から離れようとする。それを俺は腕を掴んで引き止めた。
「...、俺に気があるの?」
何となく察した、それが見当外れだとしても冗談で済ませればいいだけだ。むしろ笑い飛ばされることを願っていた。
けれど、涼真の反応は硬直だった。割とガチな反応だった。
「わかんねー、けど、俺いままで女の子のことちゃんと好きになったことないんだ。オナニーは女でするけど、最近は時也と過ごしてて男にも興味が出てきて、男とするってどういう感じなんだろうって興味があって、だから自分のセクシャリティが分からない」
「...そっか。」
俺は涼真の悩みが分かるし、真摯に向き合ってあげたいと思う。だけど邪な感情が下半身の突起と共に鎌首をもたげてきた。ヤバい、シタい。
「なー、涼真がこの後も友達として仲良くしてくれるんなら、気まずくなんねーならさ、......しよ。俺と」
「......おう、それは大丈夫。俺時也のこと好きだからずっと友達でいたい」
文脈はあれだけれど、好きという言葉が胸に響いて痛んだ。ドキドキしてくる。
そのあと少し躊躇いがちに、目を下に向けて涼真は言う。
「...俺、時也とシてみたい」
その言葉に我慢出来なかった。首の後ろに手を回して強引にキスする。涼真は驚いて固くなっていたがすぐに慣れて舌を同調させる。
濃厚なキスが始まった、舌を絡める、吸う、なぞる、歯茎を舐める。唇を離しては何度も口付ける、たまにする振りをしてせずに涼真を焦らした。
「ときやぁー」
顎を掴まれてまたディープキス。顔が固定されてるので主導権は向こうだ。ぐちょぐちょに口内を蹂躙されてるキス、思わず声が出る。
「時也かわいい」
「...るせー」
「でもめっちゃキス上手いね」
「まーヤリチンなので」
「俺リード出来るか心配だわ」
「なんでお前がリードすんだよ」
「だって時也ウケでしょ?」
そんくらいわかるよ、と言いたげに涼真は笑った。確かに俺はウケだ。昔はタチの方が多かったしそのまた前は女の子とする方が多かったけどケツに目覚めてからというもの今や完全ドネコである。
涼真は俺の服の下から手を入れて乳首をつまんだ。
「...っ」
声にならない声がでる。そのまま乳輪をなぞるようにして焦らし、先端を爪先で掻くように責める。
「...あっ...ふっ...んっ」
俺はメス猫のように喘いでしまう。掻く、掻く、先端を執拗に、掻く。ビンビンになった乳首を涼真はそのまま痛いくらいにつねりあげた。
「ああっ.../////」
情けない声をあげた俺を涼真は嗜虐的な目で見ていた。オスが浮かべるいじわるな顔。
「時也、ウケの上にドMなんだね。変態じゃん」
俺の肉棒は完全に奮い立っていて、それに気付いた涼真は太ももで乱暴に俺の股間を擦る。
俺は腰砕けになりながら反撃しようと涼真の胸にに顔を近付けた。乳首の周囲を舐める。そのまま口に含む。
今度は涼真がくぐもった呻き声をもらした。
当たり前だ。たかが経験人数1桁のノンケが3桁近いバイに勝てるわけがない。もう片方の乳首も手で弄ぶ。涼真は身をよがらせていた。股間は目に見えるほどフル勃起していて、早くそこを触って欲しそうだったので、先程の仕返しに焦らしてやることにする。
乳首から口を離し涼真のパンイチの身体を眺める。今改めてみるとすげえエロい。張りのある大胸筋に俺にさっき舐められてぬらぬらと光る乳首、その下には綺麗に6つに割れた腹筋。身体は綺麗な逆三角形で、腰のあたりは腸骨筋で膨らんでいてそこから股間まで太ももとの間に段差が出来ている、いわゆるエロ筋と言うやつだ。腕は筋張っていて血管がいくつも走っている。今までそういう目で見ないようにしてたけど、こんだけエロい身体のやつと俺はずっと一緒にいたのか。それだけではち切れそうなほど勃起した。
まずは腹筋の溝を舐める。へその下から縦の溝に上に上に舐めていく。へその下には血管が這っていて体脂肪率の低さが男らしい。
涼真は感じているのか吐息を漏らしながらお腹の筋肉にぎゅっと力を入れた。途端に腹筋はボコボコに隆起し綺麗さから一変し獣性が溢れいやらしくなる。それも一瞬だったので余った手で涼真の乳首をいじった。涼真の吐息は激しくなり全身で、特に腹筋でビクビクと感じていた。俺はお腹がぎゅっとなったり緩んだり(緩んでもバキバキに割れていてエロい)を楽しんだ。腹筋の横の溝も丹念に舐める。そのままエロ筋舐めにシフトする。股間に近付きいよいよ涼真の息が荒くなった。
パンツを脱がせるとビン。と音でもしたかのように肉棒がそそり立つ。反り返っているわけでもなく、ただ純粋な勃起力だけで剣のように垂直に立っていた。しかもデカい。しかし、デカさ以上にその硬く強そうな感じに俺はメロメロだった。
「あっ...」
裏筋から上まで舐め上げると涼真が喘ぎ声を上げた。ヤバい、かわいい。
俺は全力でフェラした。微妙な力加減で吸いながら舌を動かしつつ頭を上下させる。涼真は初めての男のフェラに相当感じてるのか、何度も声を上げた。
「やばいきもちいい...」
俺が喉奥まで咥え込むと涼真の腰は自然と動き初めた。
「ふぃふぃよ(いいよ)」
俺は涼真の手を頭に乗せて伝える。
「っ、ああ、マジでいいの?」
涼真は言うのと同時に俺の頭を抑えて腰を振り始めた。
「んっぐぅ、んっんっ」
「あっ、マジですげえっ、やべえ、あっ」
涼真の男らしい筋肉質な腕に抑え込まれながら、バキバキの腹筋で極太の肉棒をピストンされる。涼真のちんこはすっげえ硬くて口の中に入れてるだけで雄を感じる。
喉奥まで入ってるせいで息が出来ない。涼真は普段から想像できないくらいに暴力的に俺の口を使った。俺の口からダラダラと垂れた唾液で涼真の陰毛はぐっちょりと濡れている。
「ヤバいイきそう」
涼真のピストンが早くなる。
「なあ中で出していい?いいよなっ?」
俺がどうにか頷くと涼真は俺の頭を掴んで思い切り喉奥までぶち込んだ。ゴリゴリと喉を削られ一番奥に射精される。飲み込むだとかも出来ないほどの奥、医療行為のように強制的に飲精させられる。胃に熱い感覚がした。
「んはぁっ、ケホッケホッ...」
ペニスを抜かれて俺は倒れ込んだ。窒息しかけていた体に酸素を取り込む。
「むっちゃドSじゃん...」
「ごめんな」
涼真が俺の頭を撫でる。
「そんなに気持ちよかった?」
「いや、まあそれもあるけど」
涼真がもう片方の手で俺の股間をまさぐる。
「時也がめっちゃ興奮してたから。お前ほんとに変態なんだな」
そう、イラマされてる間俺はずっと勃起していた。どうしようもない変態だった。
「な、これどうして欲しい?」
グリグリと先端を弄られ俺は声を出してしまう。
「俺、まだイケるけど」
その巨根はイったばかりだというのに衰えることなくビンビンだった。
「次は時也も気持ちよくなって欲しい」
俺はケツが疼くのを抑えられなかった。
「...お尻洗ってくる。まってて」

涼真は全裸のままスマホを弄って待っていた。
俺が準備を終えて全裸戻ってきたのを見ると、自分の萎えたちんこを指して無邪気な笑みを浮かべ言う。
「舐めて?」
俺はゾクッとドMとして感じてしまったが、舐められたいという感情もあったので涼真にさせることにした。
涼真は手始めに俺の乳首を弄り始めた。
「時也は乳首が好きなんだよな」
口に咥え込み、俺が涼真にしたように舐める。俺は直ぐにも感じてしまって情けない声を上げた。
「かわいい」
俺の両乳首を責めながら身体をまさぐる。
俺がしたように腹筋を下から上へと舐め上げる。腹筋に思わず力が入る。
「バッキバキでエロい」
俺が口に出さなかった事を涼真は言ってくる。
「時也って可愛い顔してるくせに身体ちゃんと男なんだな」
「...男の中の男なので」
涼真は。んー?という顔をしながら俺の股間に手を伸ばす。正確にはそれより先に。
「あっ、んっ」
「違うよねー?時也は女の子だろ?」
アナルを上からなぞられて俺は思わず喘いでしまう。
「ち、がう...!」
「そっか、これから俺が女の子にするんだもんな」
涼真は俺がさっき持ってきたローションを手に取って俺の入口に塗りたくる。
「俺何回かゲイサイトとかで調べたんだ、ほぐし方...間違ってないといいけど」
1本、2本、3本と入れる指の数を増やしていく涼真。
俺は待ちきれなくて懇願する。
「涼真、お願い、入れて...」
俺は仰向けのまま足を手で持ち上げておねだりした。
「時也、それすげえエロい。腹筋も胸筋も腕もバキバキに浮き上がって、今から男を犯すんだって感じがすげえする」
涼真の血管バッキバキのペニスがアナルにあてがわれる。
「入れるよ」
「うん...あっ、ああっあっ」
涼真のガッチガチでビンビンのペニスは入れたと同時に俺の前立腺を抉った。その快楽は俺のペニスへと流れ怒涛をさらに怒涛にする。痺れるような快楽の稲妻に全身の筋肉が硬直する。
「エッロ。我慢出来ねー」
涼真は正常位で腰を振りだした。
ぐじゅ、ぐじゅ、ぐじゅ、ぐじゅ、と生々しい音が響く。
分厚くはないが張りのある胸筋とバキバキの腹筋が強調され、そこらのAVよりも遥かにいやらしい。その上オナニーとは比べ物にならない快楽、極上の男根で前立腺を抉られるという快楽が身を襲う。俺は声を抑えられずに涼真の動きと連動して情けない声を出していた。
「ヤバい、時也の中きもちい」
涼真は心底気持ちよさそうな笑顔で俺を見つめる。
「時也はきもちい?俺のちんこきもちい?」
「ヤバい、おかしくなりそうなくらい気持ちいい...」
「じゃ、おかしくなれよ」
涼真のピストンが荒くなる。それまで聞こえていたぐじゅ、ぐじゅ、ぐじゅ、ぐじゅ、という2人の接合部の音が、パチュン、パチュン、パチュン、パチュンという音になる。
「あっ、んっ、んあっ、ああっ」
俺のちんこの先端からは我慢汁がダラダラと垂れていた。
「時也、かわい」
パチュン、パチュン、パチュン、パチュン、はさらに速度を増し、パンパンパンパンという聞きなれた音になった。
「あっ、ああっ、りょうまぁ、んんっ、んっ、んんっ」
キスで口も塞がれる。上も下も涼真に満たされていて涼真と身体を重ねていることを強く実感した。
(やべーこんな気持ちいいの初めてかも......)
「なー時也のちんこめっちゃ精液垂れてるよ。ほら、お腹の上たまってる。時也のシックスパックの溝に溜まっててめちゃエロい」
涼真の肉棒は的確に前立腺をゴリゴリと削り、俺は快楽に呻きながらダラダラとちんこから精液を流し続けるしかなかった。
「時也さ、ちゃんと男じゃん。男だからエロいよな。俺ずっと時也が憧れだったんだよ。オシャレだし顔めっちゃ綺麗だしこなれてる感が都会の男って感じですごいかっこよかった。上京してきた俺の中で時也って男として上だったんだ。だからこうして、ちんこで支配してるのがすごい興奮する。俺のちんこ1つで、こんなになっちゃうなんて、なんつーかすげえエロい」
「りょうま......」
俺は支配される快楽に溺れながらどうにか涼真の乳首に手を伸ばして抵抗の意を示す。
「時也、俺もうイきそう。時也もイこ?」
涼真にずっと触れてなかったペニスを握られ全身に電撃が走る。
「あっ、それ、やばいっ。んっあっ」
筋肉質な身体に汗を伝わせながら、端正な顔で真っ直ぐに俺を見てくれる涼真を見て、もう全部身を預けようと思った。そうした途端今まで押さえ込んできた快感が全て流れ込んでくる。前立腺をゴリゴリと削る極太の男根、奥まで突かれパンパンとあたる濡れた陰毛、涼真の骨ばった手、それに扱かれる自分のペニス。
「ああっ、やばいイクっ!!」
腰がガクガクになり全身の筋肉を硬直させながら俺はイった。
それと合わせるように涼真も俺のケツに深くペニスを突き刺して射精した。射精中もずっと涼真は腹筋や胸筋や腕の筋肉がボコボコに隆起するくらいにゴリゴリとペニスを奥に擦り付けていて、俺は長いオーガズムを味わった。
「はぁ、はぁ、何中に出してんだよ......」
「ごめんな、ダメだった?」
涼真にアホみたいな顔で言われるとダメとは言えなかった。

その後も涼真の涼真は元気で朝までずっとやり続けた。4回戦はしたんじゃないかな、4回中4回全部中出し。気持ち良すぎて途中何回か気絶してて忘れてるけど。
朝になって涼真とは一緒に大学に行った。特にあの日の話をすることはなく普通に友達としてやってる。しても大丈夫だとは思うけど、何となくする必要ないかなって思ってしていない。今後の進展があればまた書き込むかもしれない。今回はずっとノンケだと思ってた友達と宅飲みしたら中出しされてた話でした。ここまで読んでくれてありがとう。


no.621の続き

  • by しゅ at 10月10日(火)04時14分
  • Number:1010041428 Length:13707 bytes

ノンケの友達に中出しされたゲイの俺──時也なんだけど、そのあとノンケ──涼真がまた家に泊まりに来たんだ。その時の話をしたい。

「ったく、本当はお前ん家の予定だったじゃんか」
俺は悪態を着きながら自室のドアを開け、床に荷物を下ろした。その後ろから涼真が入ってくる。
「悪いな、俺んちクソ汚くて」
大学の仲良い連中で宅飲みしようという話になり、俺と涼真が先に涼真が一人暮らししてる家に向かったはいいものの、涼真の部屋はクソ汚かった。というわけで俺の家に来たのである。
「全くだ、俺が通い妻してやろうか」
その調子だとろくなもの食ってねーだろ、と少し本気で心配しながら軽口を飛ばす。
「え、時也料理作れんの?」
「まあ簡単なものなら」
「ふーん。ときやー手料理作ってー」
いつも通り脳みそ無回転みたいな絡み方をされたけど、もともと酒のつまみくらいは作る予定だったので、二つ返事で俺はキッチンに向かった。
冷蔵庫をあけ適当に食材を取り出す。ちなみに俺の家は実家だ。といっても一人っ子だし両親は今日みたいにしばしば家を空けてるので結構好きに使ってる。涼真のためだけにクックパッドな料理本なりを開くのも面倒なので、きゅうりをポン酢で揉みこんだやつと、きのこと溶き卵をまあ和風っぽい甘酢あん(砂糖と醤油とみりんと酒と酢を同じ分量だけ混ぜて和風だし(ここを中華だしにすると中華甘酢あんになる)を入れたやつ。ちなみに醤油と砂糖とみりんと酒を同量入れるだけでどんな料理も美味くなるってか、日本人が美味いっていうものの味付けの9割がこれなんだよな)で軽く煮たやつを作った。5分で出来た。
氷の詰まったグラスと共に涼真の元に持っていく。
「え、早くね?火通ってる?」
「たわけが、食ってからいえ」
グラスに買ってきたウォッカとオレンジジュースを入れてマドラーで回す。スクリュードライバーというやつだ。原価が安くて飲みやすい割に簡単に酔えるので宅飲みに重宝してる。
とりあえず酒で乾杯してから涼真は俺の脳みそ無回転料理を口に運んだ。
「え、美味っ!!時也、天才かよ!」
涼真も脳みそ無回転なので当然の結果である。俺の手(抜き)料理に感動するがいい。
「毎日作って欲しいわ!俺んとこで家政婦やってよ!」
「時給1万なら考えてやろう」
「高っ。それ絶対えっちな家政婦じゃん」
「ちんぽのお掃除とかしてくるやつだよな」
「時也してくれんの?」
「1万くれたらなー」
「ケチ」
いつもみたいに軽口を飛ばす。まるでこの前、俺らがセックスしたことなんかなかったみたいに。
「......あいつら、連絡こねーな」
涼真がスマホを弄りながら言う。
「あーあいつらならさっきストーリー上がってたよ。たぶん新宿で潰れてる」
俺らの宅飲みにはあと2人来るはずだった。大学ではその2人と俺と涼真とでよくつるんでる。仲良くなった共通点は全員ルーズなとこだ、ゆえにこういうことも多々ある。
ほら、と、インスタを開いて、逆さまになった三角コーンに頭から突っ込んでいる茶髪の男とを見せてやる。撮影者のジャングルのような笑い声が落ち着いた部屋に響く。
「まじかー、まあいつも通りだな」
涼真が言った。
「こうして俺と時也とで飲むのいつぶりだっけ」
「あれだよ、お前がヤれなくて転がり込んできた時」
「あーあれかー」
涼真が笑った。
「お前にはいつも助けられてるよな」
そうして、涼真は言う
「今度は失敗しない方法教えてくれよな」
まるで俺を抱いたことなんか忘れてるみたいに。
「......嫌だ」
俺はちょっと意地悪したい気分になっていう。
「なんでだよ、ケチ」
「お前が無様に負け犬になる姿が俺の生きがいだからだ」
「へー、俺が生きがいなの?時也」
涼真がニヤニヤしながら言う。仕返しと分かっててもドキっとした。
「そうだよ、お前なしじゃ生きられない」
「ほんとに?」
「ああそうだ。お前にニキビができる度に俺は世界に対するお前の体積が増大したことに歓喜の涙を流すし、髪なんて切られたときにはもう葬式だ、この前はバ先に喪中だと連絡して余計な気を使わせたぜ」
「そんなに俺のこと好きなんだ」
「........」
こいつはアホだけど、たまにアホなフリをして嫌がらせをしてくる。そんな時の涼真に俺は勝てない。
「ねぇ」
「なに」
「俺のことすき?」
「......酔ってる?」
「時也、俺のこと好きだもんな。ウォッカ3・オレンジ1で入れてくるくらい大好きだもんな」
「知ってるか?それが本来のスクリュードライバーなんだ」
「へーそうなのか。」
嘘はついてない。ただ、涼真の酒を強く作ったのは後悔した。
「アホ中のアホだから気にしないと思った。なんせお前は脳みそ無回転だからな」
「俺のことすき?」
「アホ界の本田圭佑と読んでも差し支えない」
「ねーねー、俺のことすき?」
流石に逃げられないな。頭の中に本物の本田圭佑が浮かんできた、you lose なぜ負けたか明日までに考えといてください。
「んー、普通に好きだよ」
出来る限りなんでもないふうに言った。爽やかに。そういうの得意だから。
「そっか、普通に好き、か。」
涼真はちょっと残念そうに見えた。
「じゃあ俺のどこがすき?」
「純粋なとこ。真っ直ぐなとこ。アホだけど意外と考えてるところ。ノリが良くて酒が飲めるとこ。パッと思いつくのはそんなとこかな」
涼真に聞かれて普段から思っていたことを羅列する。
「そういう涼真は俺のどこが好きなの?」
ちょっとした会話の悪戯。好きかどうかなんて聞かない、好きを前提として話を進める。
「顔が綺麗なところ。かっこいいところ。そのくせ友達にちんぽ突っ込まれてアヘっちゃうところ。クールぶってるけどほんとはエロ可愛いとこ。」
「っ」
ド直球な言葉に狼狽してしまった。顔から出た火は、すぐに消せても取り繕った肌の下で燻る。てかこいつ、俺の顔とセックスにしか興味ねぇのかよ。
涼真が俺の肩に手をかける。
「俺がこの前のこと、忘れてるとでも思った?」
涼真は俺の肩をそのままベッドに押し付けてきて、俺は押し倒された体勢になった。意地悪に笑うその顔と自然と見つめ合うことになる。
「ねーさ、言ってよ。俺のどこがすき?ほんとはさ」
ひざでグリグリと股間を弄られる。強い刺激に勃起した。たまらず身をよじる。
「なんだよ突然。言った通りだよ」
息が乱れながらも平静を保つ。涼真に主導権だけは握られたくない。
「ふーん」
涼真は俺の手を掴んで自分の服の中に滑り込ませる。ゴツゴツとした筋肉質な身体の感触が伝わってくる。意地悪な目をしながら、俺の手で自分の身体を撫で回させる。
張りのある胸筋、割れた腹筋、男らしい凹凸が触覚を通じて嫌というほど理解させられる。
「時也」
甘い声。
「どうしたい?」
涼真が優しく囁く。
その時の俺の顔は凄い情けなかったと思う。
「......シたい」
俺は答えた。それを聞いた涼真の目は、まるで欲しいものを買って貰えると分かった子供のように無邪気で、これから何かを破壊するみたいに嗜逆的だった。
「洗ってきて、めちゃくちゃにしてやるから」
涼真は俺のペニスの先っぽをつまんで言った。俺の先っぽはそれだけで濡れてしまう。
「......ん、分かった。」

俺はトイレで浣腸しながらスマホを弄っていた。涼真とのLINEのアルバムを開く。サークルの飲み会で泥酔して俺にもたれかかっている涼真、初対面からアホだったな。男ふたりでふざけて撮ったプリクラは今よりちょっと距離があった。
『長いけど大丈夫?』
LINEが来る、あいつはこういうとこ優しいよな。

部屋に戻ってきた俺を、涼真はいきなり押し倒した。そのまま舌をねじ込んでくる。
「んっ、んんっ......」
声が漏れた。そのあとはひたすらお互いの吐息が静寂に響く。涼真のキスは凄いエロくて、貪るように俺の口内を蹂躙した。焦らす感じは一切なく、本能のままに俺の口を犯しているようだった。俺は涼真に本気で求められている感じがして嬉しくなる。やばい、幸せかも。俺が下だからキスによって溜まった2人の唾液は俺の方へと流れ込んでくる。嚥下する度に涼真を取り込んでる見たいでクラクラする、媚薬でも飲んだみたいに身体が火照ってきた。
涼真が口を離して俺のシャツを脱がしてくる。
「りょうまぁ....」
「時也」
名前を呼ぶと呼び返してくれる。嬉しくてニヤついたら優しくキスしてくれた。そのまままた濃厚なキス。今度は俺がリードする。涼真は切なそうな声を漏らす。俺は涼真の首の後ろに手を回して甘える体勢になる。でもごめんね、俺が甘えても涼真に受け止めるくらいの余裕はないよ。
乳首を弄りながら舌を吸う、少し物足りなくなるくらいの優しさで、そして舌の裏側を尖らした舌先でなぞる。
涼真の身体がビクンと跳ねた。物足りなさから俺の口の奥まで最大まで伸びた舌を、優しく根元から舌先でくすぐる。
「んん、んっ、んんっ」
俺は口を離して尋ねる。
「涼真、どーした?」
涼真の顔は発情しきっていた。自分で言うのもなんだけどこんなキスをされたら女も男もメスになる、けれど涼真の顔はあくまで俺をぶち犯してやりてえという情欲に満ちたものだった。俺はゾクゾクしてさらに涼真を焚きつける。
「涼真、情けない顔してるよ?かわいいね」
涼真の眼光が鋭くなり、俺の唇にしゃぶりつく。舌が唇を割って侵入してくるので、さっきのように絡めようとした矢先、上半身に鈍い痛みが走った。
「んんっ」
それは直ぐに快楽に変わる。
「んっ、んっ、んっ、んんっんっ、んっ」
両乳首を親指と中指強い力で抓られ、頭が真っ白になる。さらに涼真は人差し指を乳首の先っぽに突き刺してグリグリとしてきた。
「んっ、んっ、んっ、んあっ、やっ」
堪えきれずに唇を離すと、自分でも恥ずかしいくらい女の子みたいな声が出た。お構いなく涼真は乳首を強く刺激してくる。
「あっ、やっ、あんっ、んっ」
「時也こんな強くやられても気持ちいいんだ。やっぱ変態だな」
「ちがっ、んっ、あっ、ああっ、あんっ、んんっ、んあっ」
俺はされるがままに全身をビクンビクンを痙攣させながら感じた。ペニスがヒクヒクしてるのを上から見て取ったのか、涼真は下の服も脱がしてくる。
「ビンビンじゃん」
裏筋を下から舐めあげられる。
「あああっ」
それだけで情けない声が出る。涼真は俺の乳首を刺激したまま肉棒を咥えこんだ。
「んあっ、ちょっ、それ、やばいって」
口の中の暖かさそのものがいやらしく、唾液がたっぷりとついた舌は蛇のように絡みついてくる。乳首もペニスも気持ちよすぎて頭がおかしくなる。涼真は初めてちんこをしゃぶるだろう癖にめちゃくちゃ上手かった。多分この前した俺のフェラを真似てるんだと思う。
「んあっ、あっ、そこ、やばいっ」
尖らせた舌先が鈴口を刺激する。怒涛は更に血が集まり膨らんだ。気持ちいいとこが分かったからか涼真はそこを重点的に責めてきた。俺は何度も肉棒をヒクつかせて声を漏らす。
「まって...... ほんとにイクから、ストップっ」
俺がいよいよ切羽詰まった声を出すと涼真は口を離して笑う。
「時也、どーした?」
「……うるせー」
「きもちよかった?」
「やばかった」
「イッて良かったのに」
「ちゃんと本番でイきたい」
だいいちフェラなんかでイッてたらお前の絶倫セックスに着いてけないんだよ。
「ちゃんと涼真のちんちんが欲しいって言えよ」
「......ほんとにうるせー」
俺は涼真の全身を見る。まだ1枚も脱いでない。
「早く脱げよ」
「時也が脱がして」
「しょうがねーな」
俺は涼真をバンザイさせて脱がす。筋肉質なエロい身体。俺が大好きな身体。
「下も」
「はいはい」
涼真のズボンをパンツごと脱がす。涼真のペニスはちゃんと勃起していた。天を指す赤黒い巨根、改めて見ると凄い凶悪だ。先っぽは我慢汁でテラテラと濡れている。俺はメロメロになって涼真のそれを咥えこもうとする。
「ダメ」
涼真が制止した。
「なんで」
「我慢できない。はやく時也にいれたい」
涼真が俺を仰向けにして股を開かせる。いつされても恥ずかしいなこれ。アナルにローションを塗りたくられ、涼真の指が入ってくる。
「んっ...」
「この前いっぱいシたからか、結構ゆるいな」
涼真の指はすぐに三本入った。
涼真は何も言わずその凶悪なペニスをあてがってくる。
「......」
「......」
「......」
「......時也、ちゃんとおねだりしないとしてあげないよ?」
涼真のサディスティックな言葉に全身に震えが走った。期待で肉棒がヒクヒクするのが分かる。
「......れて」
「ん?なに?ちゃんと言ってくれないとわかんないよ」
「....いれて」
「何を?どこに?」
涼真がニヤニヤと笑った。赤黒く光るグロテスクなペニスを入口に擦ってくる、その度に俺は入口が切なくジンと熱くなるのを感じる。
「....涼真のちんこ、....俺のお尻にいれて....っ」
「....いいよっ、時也のことめちゃめちゃにぶち犯してやる」
涼真の肉棒が入口から奥までを一気に貫いた。
「あああああああっ!」
俺は情けない歓喜の声を上げた。涼真のペニスじゃなきゃ絶対に味わえない快楽が身体を突き抜ける。
「あっ、あんっ、あっ、あっ」
「すげえ気持ちいい。時也のケツすぐに馴染んでくる」
涼真のペニスは俺の直腸にフィットして、快楽のシグナルを送り続ける。
「なっ、もしかして、この前俺が犯しまくったから時也のアナルは俺のちんこの形になっちゃった?」
涼真は俺のケツを相手にガンガンと腰を振りながら言った。ときおり馴染ませるようにグリグリと円を描くみたいに巨根でナカを掻き回してくる。
「あっ、そうっ、だよ、ケツって何回も同じのな使われてるとそいつの形になるから、んっ」
「そっか、じゃあ時也のここは俺の専用オナホになったんだ」
涼真は嬉しそうに言った。涼真は俺のひざを軽く掴みながら腰を振る。前立腺に硬く勃起したちんこが擦れまくって気持ちよすぎて何も考えられなくなる。肉棒から垂れた精液が腹筋の溝に水溜まりを作っていた。
「時也」
涼真は俺の太ももを押し込んで90℃の角度で地面に垂直に男根を挿し下ろし始めた。俗に言う種付けプレスというやつだ。
「時也、あれからおれ以外としてないよな?おれとしかしてないよな?」
「あっ、んっ、してないっ、よっ」
「ほんとに?おれだけの時也だよな?時也はおれのものだよな?」
涼真のピストンがロングストロークになる。ギリギリまで引いたあと一気にうち下ろされる。ぱんっぱんっ、という小気味よい音と共に今までにないほどの痺れるくらいの快楽が押し寄せる。ごりゅっ、ごりゅっ、と前立腺が抉られ、ペニスからはさらに精液が零れた。やばい、気持ちいい。
涼真は親指で俺の口元を拭う。知らないうちに涎が垂れてたみたいだ。恥ずかしくなって赤面した。
「他の人としたらダメだから。その顔、おれ以外に見せるなよ」
俺はゴリゴリと前立腺を潰される快楽で飛びそうになる頭をどうにか正気に保ちながら、杭のようにうち下ろされる赤黒い男根を見ていた。涼真との接続部が丸見えで俺は恥ずかしいやらエロいやらで訳が分からなくなりキスをした。
「んっ、んあっ、んっ」
2人の舌が絡まり声が漏れる。
ぱんっぱんっ、ごりゅごりゅ。涼真の肉棒は俺のケツを犯し続けていた。
「んっ、はぁ、時也、すき?ほんとはおれのどこがすき?」
「きれいなかおっ、エッチなからだっ、あっ、おっきなちんこ」
俺はぐじょくじょになった自分のペニスを扱き始めた。涼真の巨根で当て掘りされながらだとすぐにでも果ててしまいそうだった。
「変態。時也はどうしようもない変態だな」
「らって、あんっ、あんっ、あんっ」
涼真のピストンの速度が上がる。
「そんな変態だとおれ以外に貰い手いないな。時也、中に出してい?いいよな、出すぞ」
涼真のペニスがより一層大きくなった。ラストスパートなのだろう、メスを孕ますためだけに全身の血液が送られてきている。俺に種付けするためだけに。
「あっ、イクっ」
「俺も......っ」
俺が果てるのと同時に涼真も果てた。
俺の熱い精子が身体に撒き散らされるのと同時に涼真の精子も中に注ぎ込まれてきた。涼真の肉棒が俺の中で何度も波打つのが分かった。熱くてじんじんする。涼真が流れ込んで来るのがわかる。涼真はその最後の1滴までをしっかりと注ぎ込むとケツから自身の肉棒を抜いた。
俺は切なくなって涼真を見つめる。
「時也....」
キスをしてくる。賢者モードとは思えない濃厚なやつで、こいつって割とロマンチストなんだなと思った。

その後は恒例で朝までやった。涼真は3回イッたけど俺はもう1回イッたら終わりだった。イッた後も容赦なく前立腺をゴリゴリされて何回も気持ちよすぎて意識を飛ばしてた(涼真曰くめっちゃアヘってたらしい)。
今回の事があってすぐ書いたからよくわかんないけど、これからも涼真とはセックスする関係になるんじゃないかな。ここまで読んでくれてありがとう。