ボーイスカウト
- by 隼 at 7月10日(土)00時21分
- Number:0710002117 Length:5004 bytes
僕はボーイスカウトに通っている高校生です。さすがは男の集まりだけあって、いつもキャンプの夜などは大変なことになっています。…けれど特に印象に残っているのは、中学校二年生のときの夏休みに七泊八日で行った八丈島での出来事です。
当時僕は小５～中２の人たちが集まるボーイ隊というグループの中で最年長に属していたので、六人編成の班の長を務めていました。ボーイスカウトでは先輩の命令って絶対だから、僕のこの立場はかなりおいしかったといえます。
キャンプも佳境に差し掛かった５日目の夜のこと。ハイキング等で疲れて直ぐ眠ってしまったりして、僕はもう５日間もオナニーをしていない状況で、それがそろそろ耐えられない状況に達していました。夕食後の自由時間、他の班員はもうみんなテントに入ってゲームをしたりしていたのですが、いっこ年下のケンだけはテントの外の、タープと呼ばれる雨をしのげる運動会のときの保護者席のような、壁なしテントの下で椅子に座り、ぼんやりと森を眺めていました。そこで僕は、彼をいじめてやろう、と思い、ケンの背後に椅子を置きました。
「何してるの？」僕はケンに問いました。僕が背後に回ったことに気づいていなかった彼は驚いて声を上げます。
「班長か……もう、びっくりさせないでくださいよ…」彼はそういうとはにかんだように笑いました。僕はその笑顔にたまらない愛しさを感じ、後ろから方をそっと触ります。
「もう明後日には東京に帰るんだな」僕はそんな取り止めのないことを話しながら、ケンの身体を徐々に触ります。
鎖骨、背中、胸…。ケンの乳首は既に立っていて、そのことはＴシャツ越しでも分かりました。
「あ、たってる～」僕はわざと意地悪に言い、彼の羞恥心掻き立てました。
「だ、だって！ 班長が触るから…」後半は消え入りそうな声になっていました。彼は首を捻って僕のほうを見ると、恥ずかしそうな顔をします。
彼はそのまま悩んだような顔をして、時折意を決したように強い眼差しをするのですが、また顔をこわばらせて…、と、何かを言いたいのに言い出せないような表情をします。僕はなんとなく彼がどういう系統のことを言いたいのか見当が付いたので、手を彼の股間のほうに回しました。その瞬間ケンは「あ…ん」と声を上げましが、恥ずかしそうに顔を赤らめると、ようやく口を開きました。
「は、班長は……オナニーした事ありますか？」
そう、ここ最近の僕らの間ではオナニーをもうしたか、というのを後輩に尋ねるのがはやっていて、彼は聞かれるたびに少し困ったような表情をしていたのです。
「したことないの？」僕はケンの股間を撫でながら問いました。彼は僕に背中を向けると、押し黙ってしまいました。どうやら、僕に笑われるとか軽蔑されるとか、そういうことを考えていたようです。…しかしケンが回答をしないことが十分に答えになってしまっていたので、僕は｢じゃあ教えてあげるよ｣と彼の耳元で言いました。
するとケンの身体が強張ったのが分かります。だから僕は椅子をくっつけ、ケンに後ろから覆いかぶさるようにして抱きつきました。「大丈夫だから」
僕はそういうと、右手で彼のジーンズのチャックを開け、手を中に突っ込みました。すると中はもうすごい熱気が漂っていて、ブリーフ越しに明らかに勃起しているのが分かりました。ケンは慎重が小さいせいかそっちの成長も遅いらしく、まだ小ぶりな感じのペニスでしたが、僕はパンツの上からしこしこしてあげました。
「ふ……ん、あぁん」彼は…きっと今まで感じたことのない快楽だったのでしょう、声を上げていました。
僕はいてもたってもいられなくなり、彼をパンツ一枚に脱がせてしまいました。みんながトランクスの中で１人ブリーフの彼を見ているとものすごくエッチなことをしている気分になり、またそのパンツが扇情的でした。
僕も上半身裸になって彼に抱きつき、後ろからケンのパンツを揉みます。次第に天辺の部分が濡れて来てしまい、僕は横からパンツの中に手を突っ込みました。中は彼のペニスでパンパンです。
「は、恥ずかしい…です」といって彼は僕の手を少しどかそうとしました。しかし僕はここまで来てやめられるほど理性のある人間ではありません。しかも、ケンは本当に可愛いのです。
「大丈夫だから」僕はそういうと彼の手をとり、僕のボクサーパンツの中へと彼の手を入れてしまいました。最初は恥ずかしがっていたようですが、次第になれて、｢班長のあそこは大きいしモジャモジャだね｣と言ってくるようになりました。…そう、彼はまだ陰毛が生えていませんでした。
すべすべの皮被りのケンのペニスを、僕は一生懸命しこりました。彼とは身体を密着させているから、しごいている位置は僕の股間のちょっと先あたりになります。ケンの肩越しにしこっているのをみているので、自分のをしこっているみたいで、本当に興奮しました。
結局彼はまだ精通が来ていないらしく、べとべとになるまで我慢汁を出しただけだったのですが、それでも十分にオナニーを理解したらしく、終わった後は満足そうな顔をしていました。
しかしせっかくだから、と思い、僕は自分のオナニーをケンに見せてあげることにしました。彼と椅子を向かい合わせにします。僕はジーンズを下ろし、ついさっきまで彼が手を突っ込んでいたボクサーパンツも膝まで下ろします。
「ケンのあそこを思い出してオナニーするから」
僕がそういうと彼は顔を赤らめたのが暗い中でも分かりました。そして僕は勢いよくしこり出します。ケンが食い入るように僕のあそこを見ていると思うと、それだけで絶頂寸前でした。けどまだどこか足りない気がしたので、僕は彼の手を僕の股間へと導きました。
「一緒にしころう」僕がそういうと、彼はうなづきました。彼の手が僕のものを包み、その上から僕が手を当てます。…溜まっていたのとケンの手の感触で、僕は直ぐに果ててしまいました。
「すごい。…どくどく出ているのが分かった」彼は僕の射精のときのペニスの脈動を手を通じて感じ、感動しているようでした…。 (つづく)
ボーイスカウトⅡ
- by 隼 at 7月20日(火)01時21分
- Number:0720012124 Length:2237 bytes
ダイダイさん、他皆様、お待たせしました。続きです。
その後、僕とケンは裸のまま、しばらく話をしました。僕は彼のことがとても愛しく感ぜられたので、最初のように後ろから抱きつくようにしてエッチな話などをしていました。しかし、オナニーしたあと、男性は生理的に睡魔をもよおしますが、(達しなかったとはいえ)それはケンにも同様であった様で、｢眠い｣と彼は言い始めました。
「しばらく俺の胸の中で寝たら」
僕が意を決してそういうと、ケンは素直にうなづいて、服を着ると僕の胸へと頭を預けてきました。夏とはいえ、夜も深まりつつあるし薄着なので肌寒く感じられるような気候になりつつあったので、僕はケンを抱きしめて丁度いい暖かさでした。彼の頭を撫でていると、キャンプの疲れが溜まっているのもあってか、直ぐに彼は眠りに落ちてしまいました。僕はケンのあそこを触った、という興奮がまだ冷め遣らなくて、悪いかな、と思いつつも寝てしまった彼の股間を触って遊んでいました。ブリーフの中のあそこは小さくなっていましたが、さっきの我慢汁で濡れたままになっていて、僕はまた興奮してしまいました。抜いたとはいえ、長い間溜まっていたので、早くも僕は再び勃起してしまいました。
僕はそこであることを閃いて、慎重に彼の体を抱えると、お姫様抱っこをしました。
「なに…？」
寝ぼけたケンが気が付いて声を上げます。
「テントに移しているんだよ」
僕がそういうと、彼は再びとろんとした瞼を閉じました。
実際僕は彼をテントへとは連れて行かず、タープの下に作業台として簡易的に作られた机の上にそっとケンを寝かせました。僕は彼が起きないように気をつけながらズボンを脱がせると、パンツの横から彼のモノを出し、口にくわえました。フェラチオをするのは初めてではありませんでしたが、こんな屋外で、しかも寝ている後輩のを、というシチュエーションに僕は非常に興奮しました。先端がまだ濡れている彼のをあそこを丁寧に舌でつつき、嘗め回していると、しだいにケンのあそこは勃起してきました。どうやら彼は少し覚醒しているらしく、感じているようでした。僕はそれでさらに気合が入り、徹底的にケンのあそこを嘗め回します。まだ毛が生えていないからじゃりじゃりとした感じがなく、とても気持ちよくなめることが出来ました。
片手で僕はパンツの中に手を突っ込みオナニーをし、反対の手と口でケンのあそこをいたぶっていました。
そのときのことです。
唐突に、光が僕の瞳を一瞬貫きました。
最初はなんだか分かりませんでしたが、それはカメラのフラッシュでした。
「撮ったぞ、お前らがエッチしている所」
声が聞こえました。
（つづく）
ボーイスカウトⅢ
- by 隼 at 7月28日(水)00時29分
- Number:0728002905 Length:2632 bytes
舗虜さん、他皆様、大変お待たせいたしました。続きです。
僕は慌てて身を起こしました。ケンもまぶしさでただならぬことが起こったと察したのか、身を起こしました。二人して身なりを整えましたが、時既に遅く、カメラの主の笑い声が聞こえました。
しばらくはカメラのフラッシュのせいであたりが全然見えませんでしたが、次第に闇に目が慣れてくると、それは僕の隣の班の班長のユタカだということが分かりました。
僕はその瞬間、真っ青になりました。
ユタカは僕と同学年で、長身・長髪の比較的顔立ちの整った、人気者でした。が、彼は好き嫌いが激しいとでも言うか、僕とは全然そりが合わず、話もろくにしない状況でした。＋極と＋極を近づけると反発しあうように、僕らはどことなくけん制しあい、話をしませんでした。ボーイスカウトでは｢優秀スカウト賞｣といった技能的に優れた者に賞が与えられますが、そのライバル同士だったということもあります。また、どうやら小さなボーイスカウトの中での事なので、僕がホモであるということが噂で流れてしまったらしく、それも僕を軽蔑するかのように避けていた理由でもあったようです(いろいろと後輩と関係を持ったりしたので)。
「この写真、ばら撒かれてもいいのかなぁ…」ユタカは僕らの前に立ちはだかると、優越感に浸りきった笑みを浮かべます。「後輩のをしゃぶっている写真なんかばら撒かれたら大変だろうなぁ…」
ケンも僕も、何も言えずに、ただただ机の上で呆然としていました。この状況を打破しないわけには行かないと分かっていても、全然頭が働きませんでした。
別に、僕の写真が流れるのはまだかまわなかったのですが、ケンの…、ケンが僕にしゃぶられている写真を人前にさらすわけには行きません。ケンは僕の横で、まず人に見られたという羞恥心で顔を赤く染めて、今度は僕と同じように真っ青になった後、フリーズしてしまっています。
しばらく、僕らは無言のままそれぞれ頭をフル回転させて静止していました。
そして唐突に、ユタカが口火を切りました。
「ブルーシート持ってこい」
僕とケンは予想していなかった言葉に、首を捻ります。
「早く！ 持ってこないとこの写真をばら撒くぞ」
そう言われてはじめて、僕はテントの中へと戻ると、既に眠っているほかの班員たちを起こさないように気をつけながら、備品コンテナの中からブルーシートを取り出しました。
ブルーシートとは、テントの下に敷いたり、前述のタープの屋根に使ったり、水をはじくので随所に使われる大きな文字通りブルーのビニルシートのことです。ボーイスカウトでは必需品なので、たいてい多めに支給されるため余っています。
「はい」
僕はふてくされたままユタカにシートを差し出しました。
すると彼はそれを受け取らず、「そこに敷け」といいました。
そのとき既に、僕は厭な予感がしていましたが、写真を撮られた以上は文句の１つも言えず、タープの下にシートを広げて敷きました。
僕は、これでいいだろ、という風な顔をユタカに向けましたが、彼は笑って更に次の指示を言います。
「じゃあ、その上で２人裸になって」
僕は眩暈がしました。
(つづく)
ボーイスカウトⅣ
- by 隼 at 7月28日(水)03時05分
- Number:0728030553 Length:4198 bytes
話の展開が遅くなってしまっているので、早速ですが書き込みます。続きです。
僕とケンは絶句したまま、動けませんでした。
「ほら、早くしねーと写真ばら撒くぞ」彼はそういってインスタントカメラをちらつかせました。
僕はしぶしぶ、靴を脱ぐとブルーシートの上に乗りました。地面の上に直に敷いているので、足の裏に小石の感触が伝わってきます。
ケンもなんとか、といった面持ちで、蒼白には代わりありませんでしたが、一体どうした方がいいのかということを悟ったのか、僕に続いて机から降りてブルーシートに立ちました。
僕は、こうなったら開き直るしかないと思い、何とか自制心を効かせ、｢ケンのあの可愛らしい躯を僕以外に晒すわけには行かない｣と自分を奮い立たせ、意を決して上を脱ぎました。ケンが、｢本当に脱ぐの？｣といったような驚いた表情をしたのかわかりましたが、怖くて彼の顔は見れませんでした。僕が誰が来るか分からない野外で彼のをフェラチオしていたことが悪いわけで、彼は悪くないのです。
僕は、ズボンのジッパに手を掛けると、躊躇いながらも、ズボンを下まで下ろしました。普段、外で制服から作業着へ着替えるときなどにお互いのパンツ姿など厭というほど見ているのに、人に見られるためだけに脱ぐ、と思うと恥ずかしくて溜まりませんでした。
ボクサーパンツ一枚になり、｢これでどうだ｣、といたった視線を僕はユタカに向けました。
しかし彼は顎をしゃくると、「ほら、脇坂(ケンの苗字)も」といい、ケンにも服を脱ぐようにと促しました。
僕は気になってケンの方を見ると、怖いのか、かすかに震えているのが分かりました。
「なあ、ケンはいいだろう!?」僕は耐えられなくなり、ユタカに初めてはむかいました。「彼は関係ない！」
しかし、ユタカは冷徹でした。「けど、写真がばれて困るのはこいつも同じだろう？」そう言って口元だけ笑います。そして突然気がついたかのように、「そうだ、じゃあお前が脇坂の服を脱がしてやれよ。びびっちゃって脱げないみたいだから」と、僕に向かって言いました。
そのときの彼の口調は、普段喧嘩をするときにキレだす前兆のような口調で、観念するしかないと思い、僕はしぶしぶケンのほうへと歩み寄りました。
(大丈夫だから)
僕は彼の耳元でささやきましたが、ケンは今にもなきそうな顔をしていて、心が痛みました。
けれど、写真がばら撒かれたらもっと大変なことをなるであろうので、僕は躊躇いがちにも彼の服に手を掛けました。
Ｔシャツを脱がし、シートの上におき……、ズボンへと手を掛け、下ろし……。
ケンも僕と同じく、パンツ一枚となりました。僕がオナニーをしてあげたりしゃぶったりしたので、ブリーフの前開きの部分がすっかりぬれてしまっていて、彼はそこを手でかくしています。
「まだガキなのに濡れまくってんじゃん」
目ざとくユタカがケンのパンツに気が付くと、彼も靴を脱いでブルーシートの上へと上がってきました。そしてケンの股間を握ります。
ケンが「いや」言って一方後ろへ後ずさりしましたが、ユタカが彼の股間をつかんで離しません。僕が制止に入ろうと２人の間に腕を入れて隙間を作っても、それでもユタカはケンのあそこを揉み続けていました。
「なんだよこいつ、こんな状況でも勃起してんじゃん」ユタカがそういうと、ケンの顔が赤くなりました。しかしまだ、躯は震えています。
「おい、やめろよ！」僕は軽くユタカを突き飛ばしました。
すると彼は、抵抗もせず離れ、こちらを笑いながら見ています。
そしておもむろに、「…脇坂、かわいそうだろう？」ユタカが問いました。僕はうなづかず、当たり前だろ、と怒った視線を彼に向けました。「ならさ、さっきの続きしてあげなよ」
僕はびっくりしました。否、驚愕しました。彼の言っている｢かわいそう｣の意味がそんな意味だとは予想だにしていなかったからです。もう充分に屈辱的なことをさせられている状況下でのユタカのこの発想には、戦慄しました。そこまで彼がいやらしい人間だとは思っていなかった自分に失望しながらも。
「ほら、しゃぶってやれよ。可哀想なんだろう？」
彼が言います。
僕はユタカに殴りかかろうとしました。
「殴ってみろよ」寸前のところで、抑揚のない声で彼が言いました。「この写真、ばら撒いてやるから」
…このときほど、怒りを覚えて事は後にも先にもありません。
しょうがなく、僕は言われたとおりにすることにしました。さっきから同じことをたびたび繰り返し、｢もう従うしかない｣と本当に観念しました。早く、この地獄を、ケンのためにも終わらせなければ…。
僕は彼の前にひざまずくと、テントを張ったブリーフを少し下ろしました。彼はユタカに見られることをとても恥ずかしがっていたようなので、彼には見られないように手で隠しながら、口に含みました。｢あっ｣とケンが声を上げます。
(つづく)
ＳＥＸＹ ＢＯＹ 掲示板に感想をもらえると嬉しいです。
自分の実体験の文章の感想を読むと、まるで何人にも視姦されたようで興奮するのは僕だけでしょうか (^^ゞ
ボーイスカウトⅤ
- by 隼 at 7月28日(水)21時45分
- Number:0728214501 Length:3605 bytes
ダイスケさん、感想ありがとうございます(けれどユタカの本質はこれからです！)。続きです。
最初ケンは立っていましたが、気持ちよさか疲れか緊張か、次第に立てひざの状態になり、そして座り込み、最終的にはブルーシートの上に完全に横たわってしまいました。それにあわせ僕も横たわります。ケンのすべすべのまだ成長途中のあそこの先からどんどんと汁が出てきて僕の口腔はしょっぱい味がしていましたが、ケンの我慢汁とあっては一滴も溢したくはない、と思い、一生懸命吸い続けました。皮がしおしおと集まっている先端に舌を入れ、汁を吸い、ついでに尿道を刺激します。ケンのはぴくぴくと脈動し、限界まで高まっているようでした。自然と彼の手が僕の頭へと回り、股間へと押し付けるかのようにぎゅっとしています。｢あぁ……ん、ぅう…ん」と、彼は片手を自分の口にあてがっていましたが、声が漏れていました。
僕はそのとき、｢早くイかせてこの悪夢を終わらそう｣と思っていました。しかし怒りやなにやらですっかり忘れていたのですが、ケンは精通が来ていないので彼が射精して終わることなどないのです。唐突にそのことを思い出すと、僕は頭に回っていたケンの手を優しく振りほどき、彼の股間から口を離すと、隣でずっと見ていたユタカのほうを向きました。
「ケンはまだ精通が来ていないから、いつまでやっても終わらないぞ」 僕がそういうと、ユタカは僅かに｢予想外だ｣みたいな困ったような顔をしました。そして、ちらりとケンの方を見ます。ケンは、｢ぅ…う｣と言いながら、達することのない快楽の熱に浸っていました。
「チッ」ユタカが舌打ちします。「…だったらしょーがねぇ」
僕はユタカの言葉に、ほっとしました。…けれど、また次の言葉を聞き、驚く羽目になります。
「じゃあ、俺のをしゃぶって」
ユタカはそういうと、自らのベルトに手を掛け始めました。
「え？」僕はワンテンポ遅れて聞き返します。「お、お前ってノンケじゃないの？」
しかし彼は僕の言葉に全然耳を貸さず、ズボンを膝まで下ろすと、トランクスの前開きのボタンを開け、自分のものを取り出しました。…それまで僕はずっとケンに気を取られていたので全く気が付いていませんでしたが、ユタカのあそこはもうビンビンに勃起していて、僕は改めて戸惑いました。もしかしたら、こいつはノンケのフリをしていただけで、本当は普通にゲイなのではないかという疑問を抱いたからです。…と、思考に全身系を集中していたので、最初は何が起こったのかわかりませんでした。気が付くと、僕は後頭部をユタカにつかまれ、彼の股間へと頭を持っていかれていました。
「ほら、口、開け！」
ユタカの凄んだ声が聞こえ、僕は慌てて口を開きました。彼の手が僕の頭をユタカのものへと導きます。
彼のモノは結構な大きさがありました。16センチ以上はあったと思います。しかし仮性包茎らしく、勃起しても完全に剥けていませんでした。僕が口に含むと、皮のかむっていた部分がしょっぱいような味がしました。
「ちゃんとイかせろよ」
ユタカがそういって笑います。
彼の手が僕の後頭部の毛をしっかりとつかみ、ピストン運動を強要させます。…しかし、その手の動きは普段僕がフェラチオするペースよりもはるかに早く、また、かなり奥までなめさせようと股間に頭を押し付けるので、目からは生理的に涙が溢れ、また、むせたりもしたのですが、彼はそんなことを気にするでもなく僕の頭をつかみ、ピスト運動を強要し続けます。
「あ、隼…、もう出る…」
しばらくして、ユタカがそう言うやいなや、僕の口内に生暖かい液体が弾けました。丁度、またもむせそうになっていたところだったので、僕は飲み込むことが出来ず、顔をユタカの股間から上げると直ぐにブルーシートの上に吐いてしまいました。
「おい！」その様子を見て、彼が声を上げます。「なに吐いてるんだよ！」
しかし僕はそんな言葉に受け答えしている余裕はなく、ただ咳をし、その場にはいつくばっていました。呼吸が荒く、頭の芯がジーンとして、酸素不足のような状態で朦朧としています。
すると、僕が無抵抗なのをいい事に、ユタカは僕のパンツに手を掛けると脱がせはじめました。四つんばいにさせると、お尻を彼の方へと向けさせられ、僕が吐いてしまった精子をアナルに塗りたくられました。
(つづく)
そろそろ佳境!!
ごめんなさい
- by 隼 at 8月3日(火)18時14分
- Number:0803181437 Length:190 bytes
ごめんなさい、不注意にも階段から落ちて手を折ってしまい、キーボードを叩くのが非常に辛いです。
｢ボーイスカウトⅥ｣はもうしばらくお待ちください。
いつになるかは分かりませんが、必ず書きますので。
ボーイスカウトⅥ
- by 隼 at 8月8日(日)02時23分
- Number:0808021955 Length:3528 bytes
しんたさん、たくみさん、ヒデさん、ダイスケさん、あっき～!さん、ゆうさん、ありがとうございます(感想を書いてくださった方でここに漏れがあったら申し訳ありません(汗))。
手のほうは大分慣れました(ヒビでも骨折って言うんですね…)。日ごろの運動不足を痛感。
遅れましたが、続きです。
最初、指で僕のアナルはじっくりとほぐされました。もう、抵抗する気力も失せていて、ただ僕は獣のように尻をつきだした格好でじっとしていました。目の前ではケンが全裸で伸びてしまっていましたが、彼が犯されなくて良かった、ということがせめてもの救いに思えました。
そして唐突に、熱いものが突きつけられたかと思うと、予告もなしに僕を貫きました。先ほどフェラチオをし、またアナルには精子を塗りたくったとは言ってもまだすべりが足らず、今まで経験したことのない痛みが走りました。
僕はウケで、これよりも以前に何人もにも入れられたことがあります。が、後輩とやることが多かっただけに、ユタカのものは体験したことのない太さでした。また、いつもは入念に濡らしてから挿入していたので、このときの痛みには本当にくらくらしました。
ユタカは容赦なく僕を突いてきましたが、すべりの悪さを本人も実感したのか、唾液をつけてくれたようで、かなり楽になりました。ユタカがペースを上げて、パックから攻めてきます。それまでは彼みたいな性格の人物よりもむしろ、やさしく抱いてくれる人物とセックスをしていたので体験したことがなかったのですが、はじめて、彼の股間と僕の尻がぶつかって｢パンパン｣と激しい音を立てるということを経験しました。羞恥心がこみ上げたのもつかの間、その音の大きさに他の班員が起きてくるのではないかと危惧しましたが、あたりはしんとしていてとても起きてくるような気配はなく、安心しました。ユタカの陰毛が僕のアナルの上に時折当たり、じゃりじゃりというのが妙に気持ちよかったのを覚えています。
すると突然、彼に尻をつかまれました。そして器用に自分のものを軸にして僕を１８０度回転させました。足を広げ、股間が全開の状態で屈辱的でしたが、もう怒る気力もなく、そのままのしかかる様にして抱きついてくる彼の躯を僕は精一杯受け止めました。今度はユタカの陰毛が僕の股間に当たるのが妙に気持ちよくてむずむずして、ついに僕はまたも勃起してしまいました。そのことが恥ずかしく、彼を何とか僕の躯から引き剥がそうとしましたが、上から押さえられているので上手く行きません。ユタカは僕のモノなんかに気を払うでもなくピストン運動を続けていたので、終いには僕も恥ずかしさを忘れ、その経験したことのない気持ちよさに身を委ねていました。
けれどさすがに、彼がキスをしてきたときは焦りました。このお陰で思いっきり目が覚めた。
ユタカは下を入れようと僕の口を開かせようとしていますが、僕は頑なに口を閉ざし続けました。アナルを犯されるよりも何故か、ディープキスをすることの方が屈辱的な気分だったのです。それに、多少なりともの嫌悪感も伴っていました。
「口開けよ」ユタカは続けます。「お前、本当に学習能力ねぇーんじゃねぇーの？ 写真ばら撒くぞ」
ユタカはそういって不敵に笑いました。
僕がしぶしぶ口を開くやいなや、彼の長い舌が僕の口腔を犯し始めます。彼のモノと同じように彼の舌は熱く、僕はとろとろに溶けそうになりながらも必至でキスをしていました。歯茎を刺激してみたり、僕の舌をかんでみたり、器用に僕を思うがままに犯しています。
「息が出来ない…」
僕が半ば死にそうになりながらそう訴えると、彼はまたもさげすむような笑いをしました。
「鼻でしろよ」
花粉症を患っているせいか日ごろから口呼吸の癖がついていた僕には、それは意外な返答でした。｢なるほど｣と納得し、実際鼻で息してみるとずいぶんと楽にディープキスをすることがわかりました。すると今度は気持ちよさが襲ってきます。
彼の唾液が僕の顔を汚し、僕の腰が限界に達しそうなとき、丁度ユタカもイったようで、｢ぁん｣という声をあげて僕の上にのしかかりました。内部に彼が放つのが分かります。
…こうして僕は、そして間接的にケンは、ユタカに犯されたのです。
(つづく)
次回最終回かな…。