H体験?談 過去ログ(M-426)
Assieさんの体験?談 (イタセクスアリス古今昔物語)


イタセクスアリス古今昔物語 その1「元服筆下ろし遊郭の段」

  • by Assie at 9月18日(水)16時13分
  • Number:0918093611 Length:2876 bytes

その頃早くに父を亡くした家庭の事情で遠い親戚である商家へあずけられて学校へ通っていた僕だったが、その家には多くの住み込み奉公人が居た。大旦那は夕刻になると本宅へ帰ってしまうので、私は学校の勉強もあったし、用心の為に店の金庫部屋の二階に一人住まいさせられて居たけど、小僧達は皆別棟の相部屋に雑魚寝生活だった。時は丁度遊郭廃止直前の頃、
地j方から働きに来ていた血気盛りの若者達だったし、よく飲み食い遊びに誘われたものだった。
そんな或る日、「旦那から頼まれている」とか云って何時も気配りしてくれている年長の奴が、
私を誘い、軽く飲み屋へ寄った後「二丁目へ往くぞ」と言った。二丁目とは遊郭の別名だけど今の新宿ではない。遊郭の門をくぐると、軒並み女郎達が一目で筆下ろしと判る私を引き合い、股間へ手を出したりして上がってゆけと誘った。そんな女達に目もくれず行く先輩を追いかけてゆくと、馴染みらしい暖簾をくぐり帳場の女将に何やら話を通して「さぁ 上がれ」と言った。どぎまぎしていると女郎が二人私達を迎えに、そしてドキドキしながら緋毛氈を踏んで階段を上がり夫々別の部屋は入った。格子戸超しの控え場から襖を開けて座敷へ入ると艶っぽい赤色が多い、酒と煙草と白粉の匂いがする部屋だった。そこにはお通しを載せたお膳があり、枕絵草紙が散らばり蓄音機等も有った。その女郎が私の好みを聞き掛けてくれたのは確かSP版パティページのテネシー・ワルツだった様な気がする。言葉少ない会話のうちに絵草紙をパラパラ、杯を口に、寄り添う女郎の手が徐々に股間へ、優しい刺激にきつくなったズボンを脱がされ亀頭を吸い込まれる。 一瞬擽ったかったが、彼女の熱い口中で発亀裂れそうに勃起、初めての感触に酔ってしまい脱ぎ捨てた衣服を、彼女が衣桁に掛けながら奥襖を開けた。そこには対枕の布団が設えてあった。転げるように床に就く僕をい労わるように彼女が導く、あっ、するする〜っとわけなく入ってしまった。思わず腰が動いてしまう、っとその時隣部屋の襖がするすると開けられた。 なんとその情景は絹屏風透かしの向こうで先輩が行為の真っ最中であった。「お〜ぃ、こうだ、こうだ、お前もやれ〜っ」と一言、一瞬簸るんで萎みそうになったけど、彼女の性技が僕を奮い立たせ、抑制不能な腰の駆動に釣られて熱き躯中深くへ差し込む僕自身を締め付ける刺激に我慢できず果てヽしまった。すると先輩がにやにや顔で「好かったか?」と聞いてきた。そんな事云うに及ばずだったのに、
火花散るほどに恥ずかしかった、顔も視ずに「うん」と答えると、「んじゃ こっちだ ついて来い」と言って和風板床の湯殿の様な場所へ連れてゆかれた。そこは事後消毒洗浄をする部屋だった。先輩は「こうして、やるんだ」と言いながら消毒液の使い方、洗浄の仕方等を示してくれた。
真似する僕の手使いに「そんなじゃ消毒になんねぇよ、こうやるんだ」とやおら僕の逸物を掴み作業を始めた、何か際どい感じで僕に触れる彼を避けようとした手が彼の逸物に触れ掴んでしまった。生まれて初めて成人のものを掴んだ感触は奇妙だったので戸惑っている僕を見て、得意そうに、にやにやして居た彼の顔が印象に残っている。そして事無く終えた元服式であった。そして何か大人の仲間入りが出来て身が軽くなったような気分で帰宅した記憶がある。それが後々どんな柵になるのか等想像出来ない15才と19才の頃であった、今思えば不思議この上ない出来事であるけれど。


イタセクスアリス古今昔物語 その2「男峠関所越え刀享けの段」

  • by Assie at 9月18日(水)16時10分
  • Number:0918094427 Length:2572 bytes

それから暫くして、売春禁止法が執行され遊郭は廃止になった。行き場を失った若者達や兵隊達はいきおい酒を飲んで憂さ晴らしの時代になった。皆あっちの方は如何して居たのだろうか?
そんな或る夏の夜、二階の僕の部屋の窓辺で物音がした。あっ泥棒っと構えた僕の前に現れたのは先輩であった。何でも宿舎の鍵が閉まってしまい入れないので松の木を登って着たのだと言って酔っ払ったまま僕の寝床へ、無論寝間着等無いからパンツ一丁、凄く男臭かった。一寝入りして気が付くと彼の腕の中、僕の手が勃起している彼の逸物に触れている、筆下ろしの時を想い出して、そぉ〜と握ってみた、あの時より凄く硬直していた。 あっ 彼の手が僕の腰にまわった、 はっと我にかえり腰を引くと、パンツが無い、僕も素っ裸だった。 彼の足が僕の腹上へ、そして酒臭い息が耳を舐める、頬から唇へ、どっかと僕の上へ乗り重い彼の逸物が僕の股間に動く、寝た振りをしているのにゆっくりと腰を使う、汗か先走りか濡れを感じる、その息は唇から首筋へ回る、そして 胸へ左右の乳首へ、更に臍あたりへ下がったかと思う間もなく僕の逸物を咥えて舌技を、女郎にやってもらった時より急所を突いて凄く気持ちよい、我慢しようと足を突っ張ると、痛いくらいに吸い込まれた亀頭の先で彼の喉チンコが震える、っと彼の手が股間へ、して前立腺とアヌスの間を刺激する。とアヌスを舐めに入った、何と言う事だろう今までにない恍惚感、躯体が宙に浮いたような、幽体離脱か?と感じた瞬間我慢できず、どくどく〜っと彼の喉奥へ噴射、飲まれてしまった。と思いきや彼は、果てヽしまい柔らかくなった私を裏返し唾液混じりの滑りを僕のアヌスへ吐き指を入れてきた。痛い、思わず「あぁ〜〜〜っ」、横向きに逃げたが彼は体位を変え、彼の陰毛から突き出た硬直した逸物を僕の顔面に、こんなに大きかったんだっけ?腰が動いて僕の口を捜す、亀頭を舐めると熱い、咥えるとぬう〜っと入って来て喉へ痞える、生臭い味がする。彼の指が僕のアヌスへ入り前立腺を弄る。彼の亀頭が喉に痞えると窒息しそうになり涙に咽ぶ、あっ 何かニガイ味が、途端に彼は僕の太腿を抱え硬く濡れ立った逸物を僕のアヌスへ挿入し始めた、あぁ〜デカイ、「痛い痛ぃ、そ〜っと、そ〜っと、あぁ〜〜っ」と涙声でうめく僕に「どうだ イ〜か?イ〜か?」って聞いてくる、アヌスは痺れ熱い亀頭が深く入る度に、「うっ、う、う、あぁ〜〜〜〜ん」と呻くしかなかった。あっ 彼の全てが躯内に入り性感帯を突く、熱湯のようなパルスが背筋を走り抜け脳天で炸裂、花火の如く胎内に響き震えがくる僕を押さえ腰を激しく駆動させる彼、「イクぞ〜〜、イイか〜? イイか〜?」って叫ぶや否や彼の逸物が更に硬くなり亀頭が急に膨らむのを感じて直ぐ、熱い血潮が凄い勢いで噴射し僕の胎内を満たした。二人が唇を合せて満足を確認し合う瞳は微笑んでいた。燃え尽きた後のけだるい時間が彼の重みを心地よく感じさせる夜であった。夏の夜の大輪花火は脳裏に散って、後は無数の星がキラキラ、充たされ深い眠りに就いた16才と20才の記憶である。


イタセクスアリス古今昔物語 その3「二段結びの行方緞帳の下り」

  • by Assie at 9月18日(水)16時03分
  • Number:0918094729 Length:2314 bytes

その後三日にあげずの激しい夜は続いていたが、昼間の彼は何食わぬ顔で仕事に、僕は学校へという日々であった。そして、僕がアルバイトで遅くなる時等は店の車で迎えにくる彼であった。でも周囲は相変わらずの状態で平穏そのもの想像駄に無いジイキルとハイドの生活であった。寝所は別であったけれども、真夜中に寝間着の儘通う彼との夜毎の営みにも狎れて痛みも薄らぎ、やがてトコロテン状態に至る喜びに傾倒する様になっていった。そんな甘く爛れた蜜月生活にも季節は巡り二人の関係は夫婦の様に深まっていったのだが、成長とともに「あぁ もう彼無しには生きて往けない」と思う反面「このままでは人生が成り立たない」と呵責の念が心を過ぎる様になっていった。そして何時からか店の雰囲気も二人の関係を、大旦那に頼まれた彼が僕の面倒をみる以上のものを噂するようになって来ていた。ミッション・スクールではあったけど、それなりに大学進級試験も近くなっていた頃、二人の将来を考え、その商家を出る決心をして沖縄から留学して来ていた同級生に或る程度打ち明けて独立する手助けを得た。商家の大旦那に理由を聞かれたけど言えなかったが、独立を承知してくれたので、取り敢えず同級生の下宿へ転がり込む事にして彼にも話した。その夜は二人とも涙と汗にまみれ塗れて死に物狂いで愛し合い一睡もせず朝を迎えたのだが、引越しは彼氏が店の車に荷物を積み込んで運んでくれた。その後も時折、僕の居所を訪れる彼であったが、何も無い同級生を妬くようになり、だんだんと遠くなっていった。そして時は流れ、無事大学を卒業、スイスの会社へ就職、世話になった商家の仲人で結婚し、妻を従え正月の挨拶に伺った時であった。 彼も挨拶に来たらしく商家本宅の客間でバッタリ会ってしまった。一瞬驚きと気まずさに言葉を失って会釈をしただけだったが、素朴そうな妻を従えて居た。 大旦那は二人を前に「何て顔をしているんだ二人とも、昔同じ釜の飯を食うた仲間じゃろうに」と言って不思議そうだった。やはり商家の世話で米所から妻を娶っていた彼であった。しかしその後は高度経済成長の波に奔走された数十年、僕は米国の会社へ移り彼の消息を知る由も無かったが、妻の癌治療と息子の大学受験準備に明け暮れて居た十数年前の正月、彼からの年賀状が、何でも大旦那の葬式で僕の住所を知ったとか書いてあった。でも、もう年上に興味が湧かない僕は簡単な返信をしただけだったけど、その後は今でも毎月東北から美味い米を5キロ程送ってくれて居る。さぞかし爺になった事だろうなぁ〜?。過去と云うトンネルの彼方に置き忘れてきたダイヤモンドが輝いて見えるような青春の日々、今となっては泡沫に生き過ぎ去った古今昔物語であろう。 「事実は小説より奇なり」と誰かが云って居たけれど。