初体験 -先輩編-
- by ちかふみ at 6月19日(月)20時52分
- Number:0619205201 Length:6099 bytes
俺は男子校の2年生です。
うちの学校は中等部から大学まで一貫教育制です。なので、俺が入っている寮も今は、14才から21才の人が入っています。
俺は今、2つ下の奴と、3つ上の人(二人とも寮生)と付き合っています。
別に内緒にしてるわけでもなく、二人とも承知済みですが、かといって、3人で会うこともありません。
先に付き合い出したのは、3つ上の人でした。
俺がこの寮に入ったのは去年、高等部に上がった時でした。寮は基本的に中等部、高等部、大学とそれぞれフロアーごとに分かれています。でもちょうどその年は大学生の入寮者が多く、大学生の一部が俺たちのいる高等部のフロアーに入りました。その一人が、今俺と付き合っている、Yさんです。
その年の8月、夏休みにはいって10日余りたった夜の事です。寮生は家に帰ったりバイトに行ったりで、いつもの半分程しかいませんでした。高等部のフロアーも静かでした。
俺が一人で風呂に行こうと部屋を出た時でした。二つ隣の部屋に入っている、Yさんもちょうど風呂に行く途中でした。実は俺、Yさんの事が、好きでした。
俺はYさんと目が合って、ドキッっとしました。Yさんは俺の方に歩いてきて、「風呂、今から?」
と、微笑んで訊いてきました。俺は、緊張しながら、それでもYさんの目を見て
「そうです・・・」
と返事をしました。二人はしばらく無言で歩いていました。しばらくして、
「T君だよね・・・」
と俺の名前を言ってきたのです。まさか俺の名前を知っているとは思っていなかったので、驚きとうれしさで、あわてて
「はい!Tです!」
と叫んでしまいました。Yさんは笑って
「ははは、元気だね」
と言っていました。俺は恥ずかしくて黙ってしまいました。
風呂場には誰もいませんでした。Yさんは、
「誰もいないな」
といいながら、棚に自分のシャンプーや石鹸の入った洗面器を置いて、脱ぎだしました。俺は少し離れた所で、脱いでいました。好きなY先輩に、体を見られるのが恥ずかしかったのです。俺がYさんの方を見ると、Yさんはもうトランクスを脱ぐところでした。すぐにYさんの全裸の後姿が現れて、俺はそのきれいな体に、自分が脱ぐのも忘れて見とれていました。今までにも何度か見たことはありましたが、ほかに人がいたのでマジマジと見たのは初めてでした。
Yさんも俺の視線に気がついたのか、でもこっちを見ないまま、
「Tも早く脱ぎな」
と言いながら、風呂場に入っていきました。俺は、あわてて脱ぐと、いつもの様にタオルを腰に巻いて風呂場に入りました。
俺が入っていくとYさんは、イスに座って体を洗っていました。俺がまた、少し離れた所に座ろうとすると、
「こっちに来いよ」
と、Yさんのすぐ隣を指差しました。俺は、ドキドキしながら、Yさんの隣に座り、なるべくチンポがYさんに見えないようにしてタオルを取りました。
俺がタオルに石鹸をつけていると、Yさんは体を洗い終わって体を流すと、
「俺が背中洗ってやるよ」
と言って、Yさんが使っていたタオルに石鹸をつけました。何も言えない俺でした。
「背中こっちに向けて」
とYさんが言ったので、俺はYさんに背中を向けました。
Yさんはそっと俺の肩から洗い出しました。俺は、今背中に当たっているタオルが、さっきまでYさんが使っていたタオルだと思うと興奮して、俺のチンポは少しずつ大きくなってきました。
背中を洗ってくれているYさんが言いました。
「T、俺のこと、知ってたか?」
「・・・はい」
「・・・俺のこと・・・どう思う?」
俺は返事に困りました。
「・・・かっこいいです」
俺は少し逃げた返事をしました。どう言ったらいいのかわからなかったのです。
「はは、Tもかっこいいじゃん」
Yさんは少し笑って言ってくれました。俺の背中のタオルがゆっくりになっているような気がしました。
少し沈黙があった後でした。
「T、黙って聞いてくれ。俺は・・・Tの事・・・好きだ・・・」
「・・・」
「それも・・・人としてとか・・・そんなんじゃない・・・」
俺はこれが愛の告白だとすぐわかりました。でも言われたとおり黙っていました。
「Tがこの寮にきた時から・・・気になって・・・しょうがなかった」
俺は黙っていられなくなって、
「・・・俺もです・・・」
と小さな声で言ってしまいました。Yさんの手が止まりました。タオルが俺の背中から放れました。
Yさんの胸が、俺の背中に当たったかと思うと、Yさんの石鹸にまみれた右手が俺のわきの下から、胸に回されました。Yさんの石鹸にまみれた手が、俺の胸をすべっています。そして胸から少しずつ下に下りていきました。
俺のチンポはギンギンに立っていて、Yさんの手はすぐチンポに達しました。Yさんはチンポと腹の間に手を這わせ、陰毛や付け根からタマあたりをさまよっていましたが、ついに俺の硬くなったチンポを握りました。
「あ・・・」
俺は感じていました。
「好きだ・・・」
Yさんが耳元でささやきました。手がゆっくり動いていました。石鹸がついた手はとても滑らかに、俺のチンポを滑っています。
「・・・俺もです・・・」
俺もついに告白してしまいました。
更に俺の背中にYさんが密着してきました。Yさんのチンポも立っていて、俺の背中に当たっていました。Yさんの左手が俺の左手をやさしく掴みました。そして自分のチンポに俺の左手をもっていき、触らせました。俺は恐る恐る、Yさんのチンポを触りました。初めて触る他人のチンポでした。
俺は、俺のチンポよりはるかに大きいチンポを握ってしまいました。Yさんは、
「うっ・・・」
と俺の耳元で言いました。俺は、少しだけ手を動かしていました。
Yさんは、俺に自分の方を向くように言いました。俺とYさんは向かい合いました。俺はYさんのチンポを見るのが恥ずかしくて、顔を横に向けていました。Yさんは、俺の顔に自分の顔を近づけて、
「T・・・キスしてもいいか?」
とささやきました。俺は、ちょっとだけ間をおいて、小さくうなずきました。
Yさんは、俺の顔を正面に向かせ、ゆっくりキスしてきました。そしてキスしたまま、また俺のチンポを握ってしごきだしました。俺は、両手を横にだらんと下げてされるままになっていました。
俺はすぐに行きそうになりました。俺は少し頭を引いてYさんの口から離れると
「いきそうです・・・」
と言いました。
「いいよ・・・いって」
Yさんはそう言うと、また唇を合わせてきました。俺は、少し我慢してから、
「うっ・・・」
とうめいて、イってしまいました。生暖かい精液は俺の胸やYさんの胸に大量にかかっていました。
Yさんは少し唇を離して、
「俺もいくから・・・」
と言うと、さっき俺のチンポをしごいていて、俺の精液にまみれた手で自分のチンポを握ると、また唇を合わせてきました。
「んっ・・・」
Yさんもすぐにイってしまいました。そしてYさんの精液も俺とYさんの胸にかかって、俺の精液と混ざっていました。
Yさんと俺は、お互いの体についた精液をシャワーで流し合いました。
「・・・T・・・俺と・・・付き合ってくんないか」
Yさんは俺の胸の精液を流しながら、うつむいたまま言いました。
「・・・はい・・・」
Yさんと俺は、その日から付き合いを始めました。しかも、今では寮内で公認の仲になっています。
初体験 -後輩編-
- by ちかふみ at 6月20日(火)21時31分
- Number:0620213141 Length:10612 bytes
寮内では公認の付き合いをしている俺とYさん。
二人は、やたらベタベタするでもなく、ごく普通に、でもやっぱり恋人同士かなという感じだったので、他の寮生も時々冷やかしたりはしますが、違和感はありませんでした。俺がYさんとたまたま食堂で一緒のテーブルで食べていると、Yさんの同級生が「おい、Y、今度Tも連れて飲みに行こーぜ」などと誘ってくる事もあります。Yさんは「おいおい、Tはまだ未成年なんだぞ」とか言いつつ「行くか」と俺に訊くので「うん!」と言うとYさんや同級生の人が「よっしゃ!」と言って楽しそうに話しているのを見ると、俺も楽しくなってきたりします。
そんな俺のことを見ている奴がいたのを知ったのは、去年の12月でした。
そいつは、俺とYさんが付き合いを始めた夏休みに寮に入ってきました。新しく寮に入ってきたときは寮生に紹介するのですが、その日俺はたまたま外出していて年や学年は情報として入ってきますが、顔は知らないままでした。
12月の始め、学校が終わって寮の自分の部屋に戻ると、俺と同じ部屋に入っているH(同級生)がニタニタして俺の方を見ているのです。
「なんだよ、気持ち悪いなあ」と言うと
「もてる男は辛いなあ。なあ、T」と言いながら傍に来て俺の肩に腕を回すと、もう一方の手で封筒を俺の目の前に持ってきて、ひらひらさせました。
「なんだ?これ」
「Tさんに渡してくれってさ、さっきここに持ってきたよん」
「誰よ」俺は封筒を受け取ると、差出人の名前を探しましたが、何も書いていませんでした。Hの腕から無理やり逃れて、自分の机からハサミを取って封筒を開けました。
「あいつ確か、今年の夏に入ってきた奴だわ。なかなかかっこいい奴だよな、うん」横で、Hがぶつぶつ言っていましたが、無視して封筒の中身を出しました。
写真と手紙でした。写真を見ると、砂浜で5人がサーフパンツ姿でボードを持って写っていました。横にいたHがすかさず写真を取りあげました。
俺は手紙を読みました。
「僕は、今年の夏休みに越してきた、Jといいます。TさんがYさんとお付き合いしているのは知っています。でも、僕もTさんの事が気になってしょうがないです。一度会ってください。僕の部屋は、3階の○○号室です。二人部屋ですが、今は一人で入っています。
PS.写真の右から二人目が僕です。今年の夏のやつです。 」
Hが写真を見ていいました。
「やっぱあいつサーファーだったのか。この前さあ、風呂で見かけたんだけど、ちっちゃい癖にいい体してんだよ、顔もジャニーズ系だし。あっ、でもあそこは見 えなかったなあ。タオル巻いてたような巻いてなかったような・・・。それで?」
俺は写真を取り上げて、右から二人目の男を見ました。なるほど、身長は5人共同じくらいで、高い低いは分かりませんが、こんがり日に焼けた体は、いい体をしているようでした。
「で、なんだって?」とHが訊いてきました。
「会ってくれってさ」俺は手紙と写真を片付けながら、そっけなく答えました。
「ほらな!で、会うの?それって浮気じゃん!Yさんに言いつけちゃお!」
「うっせえ!黙れ!」
俺はとにかく会ってみようと、Jの部屋に行きました。でも、ドアをノックしても返事がありませんでした。仕方なく帰ろうとした時、「ちっす」と声がしました。
Jが立っていました。風呂上りらしく、髪は濡れていました。Tシャツとハーフパンツという格好でした。俺の高さにちょうど頭の先がくる位の身長でした。
「どぞ」Jは言って、ドアを開けると先に入って行きました。俺の前を通ったJの体からはシャンプーか何かのいい匂いがしていました。部屋の中は、きれいに片付いていました。
Jは洗面用具やタオルを片付けていました。俺は、邪魔にならないようにベッドに座りました。ベッドもきれいに整えられていました。
二人とも何も喋りません。Jは、片づけが終わると、MDプレーヤーの電源を入れて、軽く音楽を流しました。Jが「横に座ってもいいっすか?」と言いました。
「いいよ」
Jが俺のすぐ横に座ってきました。肩が当たりました。
「手紙、読んだ」
「・・・」
「いつから俺のことそんな風に?」
「・・・」
Jはうつむいて喋ろうとはしません。
「サーフィンやってんの?」
「・・・去年から・・・」
やっと口を開きました。
「そっか。写真見たよ。一緒に写ってたの、友達?」
「・・・はい」
「ふーん・・・」
話が伸びません。するとJが訊いてきました。
「僕のこと、どう思いますか」
「どうって・・・」
「僕、TさんがYさんと付き合ってるの、知ってます。とってもいい感じで、いつもいいなーって思ってました」
「・・・うん」
「でも僕、ここに来てからTさんのこと見て、すぐに気になりだしたんです。Tさん
がYさんと付き合ってること知って、ショックでした」
「でも、それは・・・」
「どうしょうもないんです。僕・・・」
「・・・それで、俺は・・・」
「僕、毎晩Tさんの事考えて・・・オナニー・・・してます・・・今だって」
俺は、Jが自分の股間に手を当てているのを見ました。
「もしかして・・・立ってる?」
「・・・」
Jはだまって両手を股間から離しました。ハーフパンツは、テントを張っていました。俺はどうしていいか分からずに困ってしまいました。
「俺がいるから・・・こうなっちゃったの?」
「・・・」Jは無言でうなづきました。
俺はYさんと付き合いだしてから、リードされる側でした。Yさんは何でもやってくれて、俺は身を任せていれば良かったのです。しかし、Jの存在が俺の潜在意識を呼び覚ましました。
俺はうつむいているJの背中に腕を回しました。そしてJの顔に俺の顔を近づけると、Jがこっちを向きました。俺は、Jの唇に自分の唇を合わせました。軟らかい唇を舌で割って、Jの歯を舐めました。Jも舌を出してきて、俺の舌と絡み合いました。俺は、Jの唾液を吸い取りました。
俺は、左手をJのTシャツの下に滑り込ませ、乳首を触りました。しっかり立っていました。すべすべで硬い筋肉質の胸や腹筋を通って、ハーフパンツの上から、テントを触りました。ギンギンに硬くなって、熱く脈打っていました。
俺がチンポをハーフパンツの上から握ると、「んっ・・・」と言って、感じていました。俺ももちろんギンギンに勃起していました。俺はJの右手を俺のチンポに持ってきて握らせました。Jは俺のチンポをゆっくり握って、でも動かしませんでした。
俺はキスをしたままJをベッドに寝かせ、Jの上に重なりました。少し身長差がありましたが、ギンギンに勃起した俺のチンポとJのチンポが当たっているのがわかりました。俺はいつもYさんが俺にしているように、腰を左右に動かし、Jのチン
ポを刺激しました。
俺はJの唇から離れ、Jと見つめ合いました。Jはニッコリと微笑みました。
俺は、Jの上半身を起こし、Tシャツを脱がしました。そしてJの手を取り、俺のTシャツを脱がさせました。俺はJの小麦色に焼けたまだそんなに厚みのない胸に舌をはわせました。Jは「んん・・・」と悶えました。徐々に下がっていき、臍まで行くと、ハーフパンツの上から、ギンギンに勃起したチンポをさすりました。
「ああ・・・ん・・・」Jは更に体をよじり、悶えました。俺はハーフパンツのボタンをはずし、ファスナーを空けました。驚いた事に、その下はいきなりチンポだったのです。俺の目の前に、Jの勃起したチンポがあります。まだ、発展途上の陰毛、そこから勃起がまっすぐ臍に向かって伸びています。色も俗に言う肌色で、しかし亀頭は完全に出て、ピンク色にてかっています。至近距離なので、チンポが「ピクッピクッ」と脈打っているのがよくわかりました。
俺は、Jの勃起を握りました。少し加減しながら起こし、皮を上下に滑らせました。「ああー・・・Tさん・・・あっ・・・」
Jが更に体を仰け反らせた瞬間、俺の目の前で白い体液が「ドクッ、ドクッ」と発射されました。真っ直ぐ上に1メートルは発射された体液は俺の頭や腕、Jの顔や胸などいろんな所に落下しました。Yさんのを見たことはありましたが、それでもあっけにとられて、勃起から体液が出尽くしているのに、俺はまだJのチンポをしごいていました。Jはそれでもまだ、「んんっ!んんっ!」と感じているようでした。
「いっぱい出たね」
俺は、天井を見て裸の胸を大きく上下させているJに言いました。
「今までで・・・一番・・・気持ちよかったです」
「ティッシュ、どこ?」
「あ、ここです」
上半身を起こして枕もとから箱ごと取って、俺に渡しながら、俺の腕や頭に着いた自分の体液を見て、驚いて、照れながら謝りました。
「Tさんにもかかっちゃったんすか、すいません・・・臭いでしょ」
「気にしなくていいよ」と言ってティッシュを数枚抜き取って、腕についた体液を拭きました。Jが「頭のやつ、僕が拭きます」と言って、俺の髪の毛に着いた体液を拭きました。「きれいに取れないです・・・」と言うので、
「いいよ、どーせ俺まだ風呂に入ってないから、後で洗うわ」
「すいません」
Jは自分の体に着いた体液を拭きながら言いました。
「僕・・・いつもTさんの・・・オナニーしてるとこ想像してやってました」
俺は黙ってました。
「よかったら・・・あの・・・僕と一緒にオナニーしてくれませんか・・・」
俺は一瞬びっくりしてしまいました。でも、今、Jは俺の目の前で、俺の手で、俺のことを思いながら射精したんです。それを思ったら恥ずかしさもなくなりました。
Jを立ち上がらせ、俺も立ち上がるとお互いの手で、相手を全裸にしました。
Jも俺もチンポはギンギンに勃起していました。俺たちは立ったまま抱き合い唇を合わせました。俺の勃起とJの勃起がぶつかり合っていました。俺は二本の勃起をいっぺんに握り、しごきました。俺もJも体をくねらせ、感じていました。
俺たちは、ベッドの上に上がって足を開いて向かい合って座りました。二人の足が交差しています。俺はJの勃起を、Jは俺の勃起を握り、お互いにしごきました。
「Tさんのチンチン、おっきい・・・」
「そんな変わんないよ・・・」
俺たちはまた唇を合わせました。二人同時に限界がきました。
「僕、出ちゃいます・・・」
「俺も・・・出そう」
二人とも同時にいきたくて我慢していました。
「いくぞ・・・」
俺がそう言った時、本当に同時に射精しました。
俺の体液はJの胸から腹、チンポにかかりました。そしてJの体液は、2回目だと言うのに、やっぱり俺の胸からチンポにかかっているのが、わかりました。
俺たちは、お互いの体をティッシュで拭きました。何だか、狭い部屋の中に、二人の体液の青臭い匂いが充満しているようでした。
Jと俺はいったん脱いだものを着てから、またベッドに並んで座りました。
「実際に俺と会って、どうだった?」
「やっぱ・・・よかったです」
「・・・でもね・・・俺にはやっぱYさんって人がいるし・・・」
「・・・」
「ここまでやっといて、ひどい奴だろ?俺って・・・」
「そんなこと!だって僕が望んでやった事だから・・・」
「でも・・・」
「僕、YさんがTさんを好きな気持ち、わかります。Yさんを傷つけたら、Tさんが悲しむ事も・・・だから・・・でも、時々会ってくれませんか、何もしなくてもいいんです。話相手になってくれるだけで・・・いいんです」
俺は、Jの気持ちが痛いほど分かりました。
俺はJを抱き寄せて、軽くキスをしました。
「ありがとう・・・J・・・」
「そんな・・・」
「これからも時々会おうな・・・J・・・」
「はい!」
その数日後、俺はさんざん悩んで、Yさんにこのことを打ち明けました。Yさんは少しも驚いた様子を見せませんでした。
「やっぱな・・・」
「何?やっぱって・・・」
「ん?お前さあ、気づいてないかも知れないけど・・・」
「なになに!」
「お前をモノにするのって結構倍率高かったんだぞ・・・」
「俺をモノに・・・ってうっそ!まじで?」
「やっぱな、お前って結構鈍感だかんな」
「うっせ!」
「おこんなって、だから俺らの仲間うちじゃあもういなかったけど、そのうち下の奴らで、出てくる奴いるんだろなって思ってた」
「ふーん・・・」
「でも、そいついい奴だな」
「そうなんだ、とってもいい奴」
「いいんじゃねーの、まっ、程ほどの付き合いなら許してやるよ」
「まじ!」
「言っとくけど、俺が本命だかんな!」
「サンキュ」
「そーだ!今度三人でどっか遊びに行こーぜ!Jの事、誘ってみろよ」
「あらら、自身満々だね」
というわけで、一度は三人で遊びに行ったものの、Jがあまりにジャニーズ系すぎて俺が乗り移るんじゃないかと心配になったYさんでした。